●1kHz・10mA交流定電流回路

  電池の内部抵抗測定に利用できます

2009-06-28
2013-12-19

●試作した基板の外観


●回路図

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●AC-DC変換回路を載せて試作した回路

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 ・外観


回路図

■概略    (2013-12-19)

1kHz・10mA定電流回路と差動アンプ、それに整流回路を組み込ん
であります。
用途は「電池の内部抵抗測定」

出力にテスター(DCレンジで良い)をつなげたら、V単位の読みが
そのまま「mΩ」値で読めるようにしました。
10mAの定電流ですので、例えば1Ωだと1V。
10mΩだと10mVという電圧が得られます。

以前に作った定電流回路のアレンジ版という位置づけです。
マイコン回路はありません。
オペアンプと抵抗、コンンデンサ、アナログ回路の固まりかな。
電源は電池2本。
DC-DCコンバータICで±5Vを作っています。
3Vで消費電流100mAくらい。

1kHzの周波数は水晶発振子で生成しているので無調整。
調整するのはボリュームが2箇所。
10mA定電流値と出力電圧レベルを合わせます。

部品点数120コほど。
コンデンサが44に抵抗が49。

校正用の抵抗を使えば、テスターだけで調整可能。
テスターの交流レンジが1kHz周波数に応答しなくても大丈夫。
直流レンジだけで調整、運用できます。


※参考:http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/2090/

●AVRマイコンを使って試作した
電池の内部抵抗測定回路


●ブロック図

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●写真

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●回路図

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●技術資料    (2013-12-19)

(トラ技への提出原稿そのまま) LZH圧縮

・SCH.LZH 回路図
・PHOTO.LZH 解説文(txt)と写真
・SRC.LZH 制御プログラム(ソースとhex)
トランジスタ技術2014年1月号の記事で電池の内部抵抗を計るのに使ったのがこの回路です。

※参考:http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/3625/



※参考データ↓

  「交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる」