ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2008年04月12日(土)
デジタルマルチメータ放出
横河のデジタルマルチメータ、昨晩JI3HJVさんが持ってきてくれました。(写真上側)
それと私とこで使っていた松下のデジタルマルチメータ。(写真下側)



この2台を無料で放出します。
運賃だけご負担下さい。
ただしジャンク扱い。
希望者はこの記事に書き込みしてください。
片方だけでもok。 冷やかし書き込みも歓迎です。

型番 ・横河:2506A  ・松下:VP-2661A
どちらも4・1/2桁 ±19999表示です。

年代物ですので精度は不明。
HJVさんの話だと「ズレてる」とのこと。
仕事場で常用しているFLUKEのテスターで電圧レンジを比較するとちょい高めの
値が出ました。

松下のはFLUKEとだいたい同じ。
けど、スイッチが接触不良っぽいのです。
そのせいかAC電流レンジが×とメモが。
ハンドル(持ち手)も折れているし。
両機ともACコードと入力接続ケーブル、説明書はありません。

せっかくですので中身を拝見。
まず横河のから。



ケースを開けるとバッテリパックが目に付きます。
エッ?電池で動くの?っとACコードを抜いてみると、
見事100Vなしで動きました。

違う角度からの様子。







次は松下。



松下のほうが古そうです。買ったの1980年過ぎ頃かな。
25年は経っているでしょう。
松下ので面白かったのがスタンドオフ端子による配線。


  拡大↓

OP-AMPの3番ピン足を延ばして端子にハンダしています。

それからこんな部品も。

何なんでしょう?
「CADDOCK ELECTRONICS / MODEL 1776-81」と記されています。
4本足。 ハイブリッドICかな?
それにしては薄い。 もっと単純な部品かも。


そしてこんなのも。


窓付きのデバイス。
紫外線消去タイプのROMじゃないですよ。
コレ、何かわかりますか? 「8600」って書いているしね。
窓部分を拡大↓

はてさて?


※言い忘れ・・・希望者多数の場合は抽選しますね。
4月20日の日曜日に締め切ります。


2008年4月12日 11時39分 | 記事へ | コメント(11) | トラックバック(2) |
| ・行商(ジャンク部品頒布) |
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LED表示の方を希望します。スイッチくらいは直せると思うので。たぶん同じ頃の製品に見える周波数カウンタを持っているので、並べておくと楽しそうです。
 お願いだけでは失礼なので、ちょっと検索しました。薄膜の集合抵抗のようですね。これで精度を確保していると期待。
http://www.electronics.teipir.gr/personalpages/papageorgas/download/2/data_sheets/Type1776.pdf
2008年04月13日(日) 05:47 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
CPU.BACHさん、了解です。
あの板状部品、分圧用の高精度抵抗でしたか。

しかし、いつも思うのですが「1:9」の1/10アッテネータが
普通の抵抗(Exx系列)と呼ばれるものでは実現できないのが
不便。
「1:9」を示す抵抗の組は「2:18」 「3:27」となって
合成値が10じゃなく20と30になってしまう。
回路内で使うにはこれでいいのだが、入力部に使うときは
100kとか1Mきっちりにしたいときもあり、「9.1」という
抵抗を見るたび「おまえはなんで中途半端やねんなぁ」
って声をかけたくなるのです。
1:9
200Kと1.8Mをそれぞれ2本パラで使えば誤差の平均化も出来て一石二鳥?(笑

古いDMM
我が家の三和8300LGはもう少し古い製品になりますかね。DMMというよりデジタルテスターでしょうけど。
精度については、比較対照が無くて確認できてませんけど、経年変化で悪くなっていると思います。
今は秋月で買ったRS232C付きの安物がメインなので出番はほとんどありません。
窓付きのICは諏訪精工舎の水晶発振器です。
5V動作0.5mA消費 精度は±100PPM
4本の端子で1Hzから200KHzの周波数を選べます。
出力はオープンドレイン
2008年04月14日(月) 08:54 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
kazzさん、アッテネータ部で並列にするのではなく、入力抵抗を決めるため別の抵抗一本を並列に入れるなんてことで対処しました。
入力を1MΩにしたけりゃ、200k:1.8Mのアッテネータ部に2Mを並列にという具合です。


酒井さん、メーカーはそのとおり諏訪精工舎です。
ただ、手持ちの資料には後継素子であろう「SPG8640」と「SPG8650」しか載っていません。
「8600」の詳細は不明。
8640、8650の場合、出力はC-MOSです。
オープンドレインだと、周波数が高い場合、負荷抵抗を小さくしないと波形が出てきません。
それと入力選択は6本です。
すでに廃品種ですが、多桁分周回路素子として実験で便利に使っていました。
2008年04月14日(月) 08:58 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
そうそう。窓の中に見えているのが、その「水晶」です。
窓付きICの件ですが
私が持っている資料は1978年の記入がある
青焼きの資料です。
選択ピンと周波数の関係は
S4 S3 S2 S1  OUTPUT
0  0   0  0   200K
0  0   0  1   100K
0  0   1  0    20K
0  0   1  1    10K
0  1   0  0     2K
0  1   0  1     1K
0  1   1  0   200
0  1   1  1   100
1  0   0  0    20
1  0   0  1    10
1  0   1  0     2 
1  0   1  1     1
S1  9番ピン
S2  10
S3  11
S4  4
出力は12番 最大出力電流 5mA
リセット 14
Vss 8  Vdd 16番  5V動作
その他はNCです。
全ての入力ピンはプルアップ抵抗付き
200KHz以外は50%デューティー

以上です。

2008年04月21日(月) 06:37 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
結局、リクエストはCPU.BACHさんからだけでした。
2台ともお送りしますね。
お送り先、以前に教えてもらった住所でよろしいですか?
配送時刻指定とかはどうしましょう?

ありがとうございます。たぶん、一台は分解して各部品を転用ということになりそうですが。
住所は変わっていません。配達時刻は一番遅い時間帯でお願いします。4月から昼間留守をする家族が増えたので。
先ほど、無事に到着しました。ありがとうございます。早速松下の方を開けてみて、天井のシールド板と基板をつなぐ線を切ってしまったところです, hi。logicはCMOS主体の回路ですね。楽しめそうです。
最終的には、机の上に横たわっているNS-10M Studioの上に設置することにするので、電源cableは直だしに改造しようと思っています。caseの継ぎ目にまたがっている取手の穴をどう塞ぐかが難題ですね。
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