写真は無いけど、先週土曜のおもちゃ病院
での修理作業をちょいとばかり紹介。
・患者:
車のラジコン
・症状:
動かない
・診断:
まずはリモコンからチェック。
電源オンで電源表示LEDは光る。
電池(006P)電圧もOK。
しかし、リモコンから電波が出ていない。
これを使って診断↓
●マリオカートのラジコン
・分解:
リモコンを分解。
ざっと回路を追いかける。
27MHzの水晶発振回路を1段増幅。
・波形観察:
おもちゃ病院に持ち込んであるオシロ
スコープをひさしぶりに使う。
●菊水5650Eオシロスコープ
・故障個所:
発振段はOK。
しかし、終段のトランジスタが飛んでいて
増幅していない。
コレクタがオープン。
・部品探し:
仕事場まで帰って、部品箱から使えそうな
トランジスタを探索。 2SC1923を発掘
・交換:
おもちゃ病院まで帰り、作業続行。
トランジスタを交換。
・修理完了:
27MHzの電波が強く出て、ラジコン操作OK。
と、無事に修理完了です。
こんな時に役立つのはツールと測定器(オシロ)。
さすがにテスターだけでは修理できません。
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2016年8月9日 13時01分
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・おもちゃ病院 |
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5日(土)は今年最後の「東成おもちゃ病院」。
14件の患者さんでした。
※「R2D2」のおもちゃがもったいなかった。
制御チップの不良で修理できなかったのが残念。
モータや駆動系は大丈夫なんでラジコン
へ改造すればっと、私見です。
で、おもちゃ病院に持ち込んだ「文鎮? いや、ハンダ付け補助ツールです」
の話。
「1200円」という値を言ったら、「なんでこれが1200円?」
という意見が出ました。
そりゃ、百均屋さんにでもあるような単純なものです。
材料と工具(工作機械+扱える技量)があれば、誰でも作れるでしょう。
しかし、材質はステンレス。
厚みは12mm。
SUS棒材から切り出して端面切削。
そして、貫通穴をあけ、M5のタップ切り。
材料費に加工費。
はてさて、いかがでしょうか。
しかし、これを大量生産した時、いくらになるか、私には
積算できません。
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2015年12月7日 09時05分
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・電子回路工作 /
・おもちゃ病院 |
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おもちゃ病院の出張サービス、朝からたいへんでした。
毎月第1土曜の午後は「東成区在宅サービスセンター」で
おもちゃ病院を開院しているのですが、今日は
東成区福祉まつり「ふれあい広場」に参加したのです。
おっと、このポスター、修理作業中の私が写っています。
患者数19件。 (助けられない物もあったけど)
工具や材料を全部運び込んでませんので、定例の
おもちゃ病院よりたいへんでした。
一週遅れの第2土曜の11月14日、東成区在宅サービス
センターで開院します。
※ 年末年始の開院日
平成27年12月5日 第1土曜
平成28年01月9日 第2土曜
※東成おもちゃ病院・まとめ
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2015年11月7日 15時51分
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・おもちゃ病院 |
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ガレージに来た「修理依頼書」。
プラレールです。
むちゃ古いプラレールです。
スイッチがモータユニットの上じゃなく、先頭に付いています。
背景は女房・智ちゃんとペコ。
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2015年11月1日 19時35分
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・おもちゃ病院 |
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「東成おもちゃ病院」、毎月第一土曜の13時〜16時に開院しています。
かんかん照りにもかかわらず、15件の患者さん。
私の担当は、主として電気回り。
今回も電池ボックスの、電池液漏れによる電極の腐食と
それによる接触不良が主でした。
漏れた液が伝って、電極にハンダされたリード線の先の
基板までアウトになります。
「ありゃ」、だったのがスピーカーの磁石はずれ。
おもちゃから音が出ないという症状。
見たら、スピーカの後部に付く磁石が外れていて、
おもちゃ内でコロコロ。
接着しようとしたんですが、ボイスコイルの中心合わせが
けっこうむつかしい。
で、手持ちの新品スピーカーに交換して対処しました。
・東成おもちゃ病院まとめ
・なにわ・おもちゃ病院
・よどがわ・おもちゃ病院
・おおさか・おもちゃ病院
なにわ・おもちゃ病院はおおさか・おもちゃ病院の
グループから抜けましたが、毎月第3土曜に開院し
ています。
よどがわ・おもちゃ病院も抜けています。
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2015年8月3日 09時32分
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2015年7月4日 18時19分
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6月6日、土曜日の東成おもちゃ病院、43回目で患者数が8。
先月5月はゴールデンウィーク真っ只中だったんで(天気も良かった)、
実質ゼロという情けない結果でした。
で、今回のおもちゃ修理の教訓。
(写真は無し)
・女子用の「レジ」のおもちゃ。
・いろんな操作をすると「声」が出る。
・カード支払いなどもできる。
ホールセンサでカードに仕込んだ磁石
を検出していた。
「カードでお会計いたします」なんて
しゃべる。
・そのテンキー部分が不安定という故障。
・触っていないのに勝手に数字が出て、計算などの
処理がされ、声が出るという症状。
・最初は別のメンバーがこの修理に対応していて、
電子回路だからと私のところにやってきた。
・レジ正面のテンキーなど操作キーはメカスイッチ
ではなく静電検出を使っている。
・その感度が、非常に高くなっているようで、指先を
回路(配線)に近づけるだけで反応してしまう。
・静電検出する基板パターンからの配線は、COBされ
たICに入っているので、手出しできない。
これの感度が高くなっているのだろうと推定。
・「こりゃ修理は無理」っと、持ち主に説明していた
ところで、ちょいとひらめき。
・最初の修理担当者に「電池のチェックした?」と聞
いたところ、「声がちゃんと出ていたので電池はOK
と判断して、調べてない」とのこと。
・おもちゃから電池を外して個別にチェックしたところ、
あきらかに電池は寿命。
・新品電池に交換したら、症状が消え正常に動作しだした。
★推定原因
a.音が出ることで、電池電圧が極端に下がり、回路が
誤動作。 それで、触ってもいないキーが押されたと
なって、異常動作していた。
b.電池電圧が低くなり、静電検出回路の感度が不安定に。
キーが押された状態になったら、その処理に対する音が
出て、それが「a」の状態を作り出し、異常動作が連続
して発生した。
とうことで、おもちゃ修理はまずは電池(電源回路)の
チェックからどうぞ。
おそまつ。
※宣伝:電池の寿命、これ↓で完璧に把握できます
・PIC16F819マイコンを使った電池電圧チェッカー
(ちょいと高価ですが一生モノのツールです)
★東成おもちゃ病院まとめ
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2015年6月8日 09時05分
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・おもちゃ病院 |
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今日のおもちゃ病院、患者数=16件。
雨が降る天気なのに、大盛況。
そんな中で、「エエェェ〜??」という故障に遭遇。
電子回路を使ったキーボード。
ドレミファの鍵盤と、音選択(ネコやら犬やら)が付いていて、
チビちゃんが喜ぶような仕掛け。
これの「音が出ない」という、修理です。
電池ボックスや電源スイッチ、その配線経路は異常なし。
でも、電源をオンしても主制御ICチップ周辺に電源が供給
されないという故障です。
悩みました。
電源スイッチの入りと出はOK。
でも、どこかがおかしくって、制御チップ電源が入らない・・・
パターンを追いかけると(役に立つのがコレ)、プリント基板の
パターン断線。
見た目は大丈夫。 でも、つながっていない。
「なんで?」でっす。
ちょいと写真を撮ってきました。
パターンのレジスト、修理の過程でごそごそしたんでわかりにく
いですが、こんな状況です。
パターンのコーナを曲がった入りと出で導通無し!。
※ちょい拡大↓
こんなのが2箇所。
ジャンパーして修理できましたが、ちゃんとレジストはかぶって
いるしで(写真で光っているのは、導通確認のためにごりごり
したもの)、「なんでこんなのが?」という故障でした。
確かに、何かをこぼした(チビこのよだれとか、ジュースとか)
痕跡はあるんですが、基板パターンの断線に至るとは、ちょいと
不思議なトラブルでした。
でも、過去、こんなこと:導電ペースト塗布による片面基板のジャンパー
もありましたんでねぇ。
★東成おもちゃ病院まとめ
次回は4月4日です。
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2015年3月7日 21時00分
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・おもちゃ病院 /
・修理 |
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1月10日の東成おもちゃ病院でてこずったのが「クレーンゲーム」。
<左右><前後>にクレーン基部が動いて、鎖につながったバケットが
<上下>します。
この3軸を動かすのに、それぞれDCモータが付いていて正逆制御
できるようになっています。
動作不良の原因はモータ軸に取り付けられた樹脂ギアの割れ。
負荷が加わると滑って減速ギアが動かないという状態だったのです。
これが3つのうち2つのモータに起こっていました。
メカ部はこんなの。
赤いラックが左右移動。
灰色のが前後移動。
鎖が見えているのが上下駆動。
この四角い箱の中に組み込まれています。
複雑に絡まったギア機構のせいで、これの解体(モータを取り出す
ため)にてこずりました。
ゲームを「スタート」すると、スピーカから音楽が鳴り、一定時間、
モータを操作するスイッチが使えるようになります。
左右、前後、上下のスイッチはそれぞれ独立していて、ジョイスティック
の形状になっています。
中立位置で停止。
両手を使えば同時にオンすることも可能です。
どのタイミングでも正逆回転できるんで、「どんつき」の検出用に
リミットスイッチが付いています。
一方の限度まで進むとモータが止まり、その反対側にしか動かなく
なるようにしてあるのです。
※上下の鎖駆動はメカ的なスリップ機構で止めてました。
音出しとタイマー制御をしているので、制御基板が乗っています。
このモータ駆動、普通に回路設計するとこんな感じかな。
※1軸だけを図示
左側の手動操作スイッチの状態と右の上下に記したリミットスイッチ
の状態を読み込んで、正逆駆動回路をドライブ。
マイコンを使っての制御となると、こんなところでしょうか。
修理の過程で、モータのつなぎを追いかけたところ、下図のような
手動駆動回路が使われていました。
<正転・停止・逆転>のスイッチが2回路になっていて、それで
モータの極性を切替します。
そして「どんつき検出」用リミットスイッチの「B接点」を使い、
うまい具合にどんつきの反対にしか回らない制御を実現しています。
ゲームが始まるとトランジスタがオンして、タイムアップで切れるまで
電源が供給(GND側をスイッチ)されます。
方向切替を図示するとこんな具合です。
何かの参考になりますかしら。
※関連
・CDドライブでポケウォーカーを駆動
・メモ:出窓用モータ駆動回路
・出窓:正月モード
・75パーミル登坂、C11も
・出窓:75パーミル登坂制御回路
・逆転機能付きモータ駆動IC
・DCモータ正逆回転制御回路
・DCモータ正逆回転制御回路できあがり
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2015年1月24日 09時16分
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東成区こどもカーニバル2014、11月29、30日の両日、「おもちゃ病院」を開きました。
でも、現地にはいつも使っている工具と材料を持ち込めません。
当日に修理できなかったのは「入院」としてお持ち帰りです。
私が担当したのがこれ↓
「銃」のおもちゃ。
弾は出ません。
引き金を引くと「音が鳴る」という仕掛けです。
これ↑、大人の指は入りません。
故障原因は引き金で押されるスイッチ。
タクトスイッチが使われていたんですが、そのボタン部分が
無くなっておりました。
そのため、引き金を押さえてもスイッチが反応せずだったんです。
↑ボタン部分の出っ張りが無くなり、穴が開いています。
どんだけ使ったのか、それともやわかったのか。
普通はこんな具合↓に出っ張りが出ています。
カーニバルの現地には、この手の材料を持って行ってなかったんで、
仕事場に持って帰って、新品スイッチに付け替えて修理完了です。
※スイッチだけでなく、内部の電気配線も断線していました。
※この銃、先端部(上の写真左)を中心にして銃身が
回り、ライフルのようになるんですよ。
すると、発射音が変化。 良くできています。
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2014年12月1日 20時05分
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今日と明日、東成区こどもカーニバル2014に「おもちゃ病院」を開きます。
今日の患者さんは16件。
10時〜16時と長丁場なんで、けっこう忙しい。
明日もまた同じ時間です。
写真は、ブースを示す貼り紙。
ほんとの「病院」とナースさんになっておりました。
※治療の結果
・29日(土) 16件
・30日(日) 18件
でした。
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2014年11月29日 16時41分
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2014年11月13日 08時50分
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開院時間中、天気は大丈夫でしたよ。
(なぜか雨が多いんです)
東成おもちゃ病院、35回目の開院です。
患者さんの数は「10」。
でも、今日修理できずに入院となったのが「1」。
★11月の開院日の連絡:
通常なら第一土曜なのですが、会場の都合で1週遅くなり、
11月8日(土)となります。
ご注意を。
もう一つ、11月の月末、29日(土)、30日(日)の二日間、
「東成こどもカーニバル」ということで、東成区民センターに
おもちゃ病院出張所を開院します。
(両日とも、午前10時から午後4時まで)
さて、今日の修理で出会った有線リモコンの車がこれ。
「スカイライン2000 TURBO」
お父さんの仕事場から出てきたとのことで、20年以上前
のもの。
コントローラのスイッチ接触不良
リモコン電線の断線
モータ配線の断線
電池ボックスの接触不良
を直して無事に修理完了。
お母さんと子供たち、むちゃ喜んでいました。
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2014年9月6日 17時17分
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JR西日本「戦国武将スタンプラリー」(2010年03月)にもらったボールペン。
いつぞや、「割れ」が発生!
で、「プラリペア」(アクリル・レジン)で補修していたのです。
それが、昨日、また割れました。
前の補修は単純に「塗った」だけ。
V字溝を掘って、レジンを流し込むようにしなくちゃならない
ようです。
固まればカチンカチンなんですが…
※関連
・東成おもちゃ病院まとめ
・壊れるOSAKA2008
※修理
ひび割れをリューターで溝にして、そこにレジンを流し込み
ました。
とりあえず、しっかりくっついてます。
ボールペンインクが無くなるまで使いますわ。
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2014年8月21日 21時00分
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・おもちゃ病院 |
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8月2日は東成おもちゃ病院、34回目の開院日。
患者さんの数は「4」。
全数、無事に治療できました。
※雨だったんで、患者さんが少なかった…
で、おもちゃ病院で修理したおもちゃに関し、とんでもない話が
飛び込んできました。
東成おもちゃ病院に何回か来院されて、「孫のおもちゃや」
ということで、治療を依頼された男性がおられます。
その男性を、おもちゃ病院メンバーが「四天王寺の骨董市」で
見た!というのです。
それも、出展者側。
プラレールなど、鉄道関連のおもちゃを骨董市で販売していたと。
彼が病院に持ち込んだおもちゃ、確かにプラレールが主。
これは、ルール違反です。
休みの日と重なる21日か22日、一度、偵察に行くことにします。
※修理代金の請求書でも持っていきましょうか(笑)
※四天王寺の骨董市
毎月21、22日に四天王寺境内で開かれる、大師会(だいしえ)
と太子会(たいしえ)ですな。
弘法大師空海の命日が21日、聖徳太子の命日が22日という日に
ちなんで開かれます。
★東成おもちゃ病院・まとめ
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2014年8月2日 23時36分
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・おもちゃ病院 |
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発端はコレット金具の摩耗。
その後、抵抗が焼損してアウト。
で、この回転数制御回路を作り直すことにしました。
理由:
・AC100Vのケーブルが固くて取り回しが悪い。
もっと柔らかいケーブルで
・ダメになったトライアックの代品(小さいの)の手持ちが無い。
・ちゃんとノイズ対策したい。
・ヒューズも入れておきたい。
オリジナルの回路はこんな具合。
(クリックで拡大↓)
モータ部、ノイズ対策もへったくれも無いわけでして。
※モータについてあれこれ調べましたら(AC100Vを整流して
そもままつないで良いものかどうか)、「FK-290PY」というのに
行き当たりました。
100V(DC)で無負荷時0.005A。 6800RPMらしいです。
こんなふうに外付けプラケースに制御回路を入れました。
回路 (クリックで拡大↓)
オンオフ・スイッチはルーター本体に付けています。
(元々ボリュームがあった穴を広げて)
コモンモードフィルタまわりはバラしたスイッチング電源
から外したもの。
モータに並列にノイズサプレッサを入れると、ノイズはぐんと低減。
そう、回路図に書き忘れているのがあります。
回転方向の正逆スイッチ。
たまに「削りカスを違う方へ飛ばしたい」ということが
あるでしょ。
そのためのスイッチです。
これで、とりあえず復活です。
ちょいと気になったのが。
最初、トライアックはもうちょい大きな「M12JZ47」を使った
のです。
ところが、ある制御域で不安定に。
何? と波形を見ましたら、トリガされオンしたトライアックが
途中でオフして、さらに再トリガしてオンオフを繰り返しています。
「なんじゃこれ」と考えましたら、トライアックの「オン保持電流」。
形状の大きな(最大電流が大)トライアックだとオン保持電流
も大きいのです。
つまり負荷が軽いと途中でオフしてしまうかも、なんです。
モータ軸を押さえて負荷を加えると安定するんですが、無負荷で
回すと、速度が一定しないという現象が発生します。
で、手持ちにあったもう少し小さなNECのAC03Dに交換した
のです。
★東成おもちゃ病院まとめ
次回の開院は6月7日(第一土曜)。
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2014年5月16日 09時45分
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・電子回路工作 /
・おもちゃ病院 |
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昨日が東成おもちゃ病院の日。
5件の患者さんがやってきました。
で、先月に発生したルータの故障、チャック部パーツは
補修品として手に入ったのですが、今度は回転数制御
回路がアウトになってしまいました。
位相角制御のトライアックが飛んでしまい、抵抗が焼損。
「BT137」という海外製のデバイスです。
この回路のあとにブリッジダイオードが入っています。
このあたりがアウト。
モータは生きています。
この回路を復旧するんじゃなく、速度制御ボックスを別置きで
作ろうかと考えてます。
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2014年5月11日 10時40分
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・おもちゃ病院 |
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何かの「自分で組み立て」商品に付属していた六角レンチ。
昨晩、自宅でのこと。
ちょいと六角イモネジを緩めようとして、工具箱に入れていた
コレの右側のを手に取ったのです。
ネジの寸法には合っているんですがゆるみません。
なぜか…
こいつのメッキがポロポロとはげてしまって、六角が丸に。
空転してしまって役立たず。
もともと六角のエッジは立っていません。
カドが微妙に丸いんです。
工具箱に入れていましたが、六角レンチとして
は使えません。
でも、何かをほじる棒としては使えそうなんです。
捨てちゃうほうがいいんでしょうが、ちょいと固い
棒(曲がってもOKな)が欲しくなったときのことを
思うと、捨てるのもなぁっとなってしまいます。
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2014年4月28日 09時56分
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・電子回路工作 /
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東成おもちゃ病院、先週の土曜4月5日が30回目の開院日。
13件のおもちゃがやっていました。
で、常備ツールのこのツール。
「アートルーター80002」という型番。
この左端の金具、チャック部分をネジ締めして固定する
ナット、これの内側に切られているネジ溝が減ってしまい
空回りするようになってしまったのです。
左側のナット、内側のネジ溝がすり減って(!)いるのです。
差し込んだ刃が固定できません。
メーカーに聞いたところ「コーナン」で部品取り寄せできるそうな。
費用は不明ですが、とりあえず復旧させないと。
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2014年4月9日 22時08分
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※関連記事
・チビた鉛筆の接着
・鉛筆延長軸
・接着した鉛筆のその後
「チビた鉛筆合戦」じゃありませんが、友人がこんな「赤鉛筆」
を持ってきてくれました。
軸を接着して延長して「ここまで使う!」っと。
鉛筆削り器じゃなく刃物で芯出ししているのが良かと。
私の場合、接着は瞬間接着剤(シアノアクリレート系)でしたが、
これは何かな?
2液のエポキシ系なのか…。
お互い、使えるものは最後までという精神で生きているよう
です。
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2014年3月31日 12時04分
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2014年1月27日 09時39分
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・おもちゃ病院 |
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CPU.BACHさんからの依頼物。
「電卓の液晶セグメント表示がおかしい」と。
「12345678」と入力しているんですが、あれまぁな状態。
「IBM」の銘が入っていますが、RPNでもなく関数電卓でも
なく16進計算できるでもなく…
さっそく開封。
液晶板と回路をつないでいる導電テープ(ゼブラ状の)
の端っこが剥がれていました。
何かのかげんで接着力が無くなったんでしょうね。
導通を確保しながら短絡せずにテープをくっつけなけ
ればならないんですが、むつかしいでっす。
残念ですが修理不能ということで。
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2014年1月17日 14時42分
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2013年12月28日 16時58分
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2013年12月26日 14時06分
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買い占めはできませんでした。
それでも大人買い。
陳列してあったのをほとんど…
ボコスカハンマーのハンマーです。
先週土曜のイベントで、手持ちのがほとんど破損。
(子供たち、どつき過ぎです(笑))
場所は天満橋のダイソー。
このあたりではいちばん大きな百均店かな。
天満橋まで歩いて往復。
帰りは雨に降られちゃいました。
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2013年12月21日 21時20分
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空芯コイルといっても高周波用じゃなく、
2012年11月08日:電磁ブランコのコイル
を自分で巻こうとしたとき用のです。
百均ショップで「これ使えそう」っと見つけたのが
ミシンの下糸用のボビンです。
実用になるかどうかは別として、ちょいとヒントという
ことでメモしておきます。
試しにポリウレタン線を巻いてみました。
・右:0.32mm UEW線 300ターン
0.68mH 3.0Ω(直流抵抗)
・左:0.26mm UEW線 600ターン (ほぼいっぱい)
3.1mH 8.7Ω(直流抵抗)
電磁ブランコで使ったもの(ステップモータからの
取り外し品)に比べると径が小さいので、巻き長さ
が短くなります。
そのために抵抗値は小さくなっています。
えっと、ボビンの大きさ。
・外径 高さ:11.7mm 直径:20.4mm
・内寸 コイル高:8.8mm 中央径:8.3mm 穴径:6.4mm
中央穴にM6のビスが入るので、これで巻き線機に
固定しました。
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2013年12月17日 16時32分
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ステンレスどうしのハンダ付け、普通は無理。
でも、「ステンレス用フラックス」を使うと、あら不思議、くっついちゃいます。
これ、「東成おもちゃ病院」の常備ツールとして置いてあります。
で、こんなことが可能に。
ステンレス製のベロが出たマイクロスイッチ、これをもうちょい
延長したいと ←わたしのおもちゃ作りで
ステンレスの細線をくっつけて延長したい。
接着剤では強度的にちょい不安。
あらかじめフラックスを塗布してベロと細線に予備ハンダ。
それからもう一度塗布してハンダするとくっつきます。
(写真の右側は元のマイクロスイッチ)
ハンダ部の拡大↓
キレイにハンダが流れています。
※強酸の薬剤なので、防護や洗浄など作業上の注意点があります。
まぁ、手元のマイクロスイッチを使いたかったというだけ
でして(新たに買うのはもったいないんで)、長レバー
タイプのを買えばこんなことをしなくてもいい話なんですが…。
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2013年12月7日 10時53分
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2013年11月25日 12時45分
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10月5日は東成おもちゃ病院、24回目の開院日。
患者さんの数、開院以来最高の「20」。
うち修理不能が5。
COBされた回路がおかしくなっていて修理できずが一つ。
特殊なモータが×でアウトなものや、ぬいぐるみの骨折
修理をあきらめ(手術されるのがイヤと持ち主お嬢さんの
意向)などなど。
私はもっぱら電子回路の修理。
パトカーのタクトスイッチが腐食していて、仕事場まで
新品スイッチを取りに行ったりと大忙しでした。
※注意:次回11月の開院日は第二土曜の11月9日になります。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年10月5日 22時50分
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チビた鉛筆の接着の続き。
チビた鉛筆を延長する「アタッチメント」を買ってきました。
2種類ありました。
先端部↓
中軸と外側をバラしてみたところ。
樹脂より金属軸のほうがイイです。
理由は…
・軽い
・細い
でも、欠点は…
・どんな鉛筆でも装着できるようにと
内寸法に余裕を持たしてあるんでしょう。
ちょいとガタガタします。
・メッキがツルツルで指が滑る。
滑り止めのギザがもう少したくさんあればと。
・「丸」なのでよく転がる。
・金属なので回路実験中はちょい危険か。
樹脂のはしっかりしてるようでもダメ。
鉛筆の塗装と樹脂との摩擦の関係なんでしょうなぁ、
チカラを入れると鉛筆が軸の中に入っていきます。
締め付けても滑るんです。
金属のも百点ではありませんが、樹脂のよりまし。
道具でキレイな字が書けるわけじゃありませんが、
気持ちよく使えるのがいいわけです。
※追記
瞬間接着剤でつないだ鉛筆、まだ一度も外れていません。
けっこう丈夫。
親指の付け根、上の矢印部分が支点となり、接着した下の矢印
部分にはけっこうなチカラがかかります。
それでも持ちこたえています。
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2013年9月5日 21時17分
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チビた鉛筆、どうされてます?
鉛筆ホルダーというのか、鉛筆延長キャップというのか、
買っておかなくちゃと思いながら忘れてて、気が付いた
お店では探しても置いてなくてと、鉛筆そのものが過去の
文房具になっているのかもしれません。
で、どうなるかとやってみたのがチビた鉛筆同士の接着。
接着面が小さいのですぐに外れるんじゃないかと思った
のですが以外と強い。
使ったのは百均屋さんの瞬間接着剤。
「シアノアクリレート」ですな。
くっつけてから2週間くらいたちますが、まだ離れずに
使えています。
これだけの面積で接着が保持できているんですからちょい
感激かと。
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2013年8月31日 05時44分
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運動靴の底の一部がべろっとハガれたんで、接着して補修し
ました。
その顛末です。
写真上の「セメダイン・スーパーX」はおもちゃ病院・接着剤講習会で
頂戴したサンプル品。
講師先生(自社営業の人だけど)絶賛の多用途接着剤。
まず、これを試したみたんです。
しかし、2日でダメ。
接着部の端から再びはがれてきました。
接着側の材質なんでしょうな。
接着の際は、接着面の清掃と接着後の加圧(Cクランプで押さえつけ)
はきちんと実施。
けど、この運動靴の材質には不向きだったようです。
その後、写真下の「ボンド・G17」を試しました。
乾燥後も接着剤が黄色く残りますが、靴の裏なんで関係なし。
現時点、2日たっても異常なしです。
ほんと、接着剤はむつかしい。
★東成おもちゃ病院まとめ
※次回は8月3日開院
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2013年7月29日 10時17分
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東成おもちゃ病院、21回目の開院。
患者さんは「7」。
回路がおかしくなっていて修理できずが一つ。
COBされたチップがダメで手が出せずでした。
私はもっぱら扇風機(会長宅の)の修理にかかっていました。
コーナンで機能不良返品を格安で買ったとかで、扇風機の
首振りがNGというものでした。
(左右の首振りだけじゃなく上下にも自動首振りする)
これ、会長も修理を試みられたんですが、完全には直っていな
かったんです。
故障原因は扇風機制御回路から首のモータ部へ行く配線
(多芯ケーブル)の断線。
3芯のうちの一本の導通無し。
どこで切れているのかは不明。
これで、初期不良だったんしょう。
別の電線を通して解決です。
次回の開院は「8月3日」、第1土曜の13時〜16時です。
※その前に…
・7月10日・東成区民センターで開院
★東成区 子育てふれあいサークル 大・集・合!。
東成区民センター大ホールで「10時30分〜13時00分」
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年7月6日 23時42分
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お片づけしていた女房、『こんなんが出てきた〜』っと。
ラジコン・マリオカートです。
でも、マロン(我が家にいたビーグル犬)に左後輪がかじられて
います。
ガシガシです。
適合するゴムタイヤをさがしてこなくっちゃ。
リモコンはこんなの↓
十字ボタンで前進、後退、左右回転。
このボタンが接触不良気味だったので解体してみたのです。
ゴムじゃなくもろに接点です。
頑丈そうでしょ。
こんな基板。
2SC945が乗ってましたので国産かな。
ICは使わず、トランジスタで制御しています。
赤い方マリオが27MHz、緑のヨッシーが40MHz。
ついでだからと「おもちゃ病院」用にこんな電波チェッカーを
作ってみました。
27MHzと40MHzどちらの電波が出ているのかをLEDで表示して
その変調音をスピーカーで鳴らします。
十字スイッチの接触不良、やはり音を聞くと良く分かります。
★回路図 (クリックで拡大↓)
当初はQ1の2SK192だけだった(ソース設置でドレイン側のR4
のところにコイルを入れていた)のですが、ちょい感度不足。
で、もう少し感度を上げたかったので手持ちの「UPC1651」を
入れたという次第です。
それでも、離れたら電波は拾いません。
「超再生」はやっぱ感度がいいんですが、難しい。
今度、車体側の回路をひもといてみます。
※訂正 U2のOP-AMP、LM358じゃなくC-MOSのNJU7032に
しています。
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2013年6月28日 15時37分
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2013年6月4日 10時35分
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東成おもちゃ病院、昨日で20回目の開院。
でも、昨日は患者さん「ゼロ」。
こんなこと開院以来はじめてです。
だもんで、メンバーが持ち込んできたラジオの修理や
依頼のあったイベント用遊具の修理をしていました。
「片づけはじめたら来はるで〜」との声もむなしく、
どなたも来院されず…
次回の開院は「7月6日」、第1土曜の13時〜16時です。
★7月10日(水)、東成区民センターで出店開院します
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年6月2日 08時36分
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2013年5月12日 11時49分
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東成おもちゃ病院、19回目の開院となりました。
今回の患者さんは5件。
先月もだったんですが、なぜかおもちゃ病院の日は雨が多いんです。
今回も雨が降っていました。
そんな中でもおもちゃを持って来院されます。
今回の修理で特徴的だったのは小学生(男子・高学年)が持ってきた
ピストル形のゲーム機。
「弾が発射できるのは修理できないよ」っという説明に対し
『ゲーム機だ』と答えていました。
(ゲーム機も診療対応外なんが…)
故障内容は「電源が入らない」。
この時、私は別のおもちゃを修理中でして、別のメンバーが対応。
ネジを外し、基板などが見えるよう解体まで進んでいました。
私の手が空いたので、それが私の所へやってきました。
電池電極にクリップをはさんで、外部電源で動作させようとしたときです。
電極からの電源配線のハンダが外れていることに気が付きました。
ハンダ付けをやり直して無事に解決。
で、修理後、その男の子が重大発言。
『おばあちゃんが電線が外れてるって言っていた』と言うのです。
「おばあちゃん、これバラさはったん?」と我々が質問。
『うん!』
一同…
「すご〜い」
「おもちゃ病院のドクターになってもらわなあかんなぁ」
「どこに住んだはるのん?」
『神戸』
「ちょっと遠いな」 「おばあちゃんによろしく」
っと、無事に修理が完了。
おばあちゃん、すごいです。
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2013年5月11日 23時27分
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先週の土曜(20日)、北区の大淀老人福祉センサーで『接着剤講習会』
が開かれました。
私も含め大阪各所からおもちゃ病院のドクター50名ばかりが集合。
講師は「セメダイン」の人(お名前失念)。
主に家庭用接着剤について実技も交えて講習が進みました。
で、質問コーナーで出てきたのが『電気を通す接着剤』。
皆さん、プリント基板などの補修で苦労されているようです。
残念ながら、セメダイン社からは家庭用分野での販売はされていません。
しかし、工業用としての商品は存在します。
でも、家庭用と販売ルートが違います。
『小分けして売って』っとリクエストが出ておりました。
で、この分野の商品を調べますと、セメダイン社からは
「スーパーXシリーズ ECA19」としてラインナップされています。
カタログはここ↓
・http://www.cemedine.co.jp/product/industry/pdf/super_x.pdf
銀色で体積抵抗率が「6.45・10-4Ω・cm」と記されています。
これがどんなもんかは、金属のデータ↓がありました。
・http://www.inductionheating.jp/pdf/resistivityJ.pdf
※単位換算に注意 接着剤はΩ・cm 表はΩ・m 指数も違うし
表には容器の容量が記されていませんね。
いったいどのくらいの量でいくらなのか知りたいところです。
他メーカーなら、
・藤倉化成 ドータイト
※通販価格 量不明だけど10043円 (モノタロウ)
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月23日 09時01分
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・おもちゃ病院 |
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オシロのプローブも修理できたことですし、単4電池2本仕様の防犯ブザーで
出てきた課題:トランジスタのコレクタとエミッタを入れ替えてみるとを
検証してみました。
回路はこんな具合。 (クリックで拡大↓)
NPNトランジスタでマグネチックサウンダ(導通チェッカーで使っているTDK製)
を駆動してその駆動電圧を観測します。
電源は3V。
オシロのch1は正常接続で、コレクタ・エミッタ入れ替えたのをch2で観測。
まず、海外製トランジスタ「9014」を試してみました。
(クリックで拡大↓)
上側波形がch1。 正常接続したコレクタの様子です。
マグネチックサウンダからオフ時に発生するスパイク電圧が見えています。
ピークが54V。
電源電圧を上げてもピークはこれ以上高くなりません。
トランジスタがブレークダウンしてこの電圧で制限がかかっています。
下側がch2。 逆接した波形です。
ch1は20V/divですがch2は5V/divでレンジが異なります。
オフ時のピークが低く8Vほどになっています。
また、オン時は0Vが継続するはずですがへ、すこしだけ0Vになったあと、
3Vくらいの残留電圧が続いています。
これを見ると、逆接ではきちんとスイッチしないわけです。
次が国産の2SC1815。
(クリックで拡大↓)
ch1が上側波形で正常接続。
下側がch2で逆接です。
ch1が50V/divになっています。
やはり同じような傾向です。
2SC1815の場合、電源電圧を上げていくとピークが110Vほどまで
上昇しました。(正常接続で)
ブレークダウンしてここでストップです。
コレクタ・エミッタ間の最大電圧(VCEO)、規格では50Vとなっていますが、
ずいぶん余裕があるようです。
ということで、逆接して使えるのか?というと、やはり正常動作には
ならないわけです。
ただ…
・強烈なスパイクが出ない
・ドライブが軽くなる
ということを意図して逆接で使ったということは考えられるわけでして、
これはもう設計者(誰か知らないけど)に聞くしかありません。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月11日 15時55分
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・電子回路工作 /
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防犯ブザーのストック(部品取り用)にこんなのがありました。
「MADE IN CHINA」ですが「東芝」製。
型番「DB-120」。
「ボディーガード」なんて、ちょいといかしたロゴがプリントされています。
多くの防犯ブザーが小型化のためにボタン電池を採用してます。
でもこれは単4電池2本で動作。
電池交換はビスを回してフタを開けるというわけなんですが、
ちゃんと埋め込みナットが使われています。
これだけで高級品。
基板がそのまま残っていました。
(昇圧コイルは取り外していますが)
74HCU04を使った2ゲート発振回路が二組。
警報音用の3kHz発振回路とピヨピヨ音発生用の3Hz発振回路の二つです。
純アナログ発振回路です。
せっかくですんで回路展開。
(クリックで拡大↓)
この回路を見て「アレレ?」なところを発見。
出力段のNPNトランジスタ、エミッタとコレクタのつなぎが逆じゃないかと…
何度も見直しましたよ。
このつなぎでも、(+)電源と出力間に負荷(スピーカー)をつなぐとちゃんと
音は出るんです。
海外製Trの足は「EBC」の順。
ひっくり返せば「CBE」。
ベースの位置は変わらずでドライブはできます。
トランジスタのエミッタとコレクタを入れ替えてつないでも動作するんですよね〜。
このせいで動いているみたいです。
実装ミス(逆付け)なのか、あえてこうしてあるのか?
何なんでしょうかねぇ。
※関連
・100均屋さんの電子小物
・導通チェッカーの音を大きくしたい
・使い方の問題なんだけど… …おもちゃ病院のスピーカーテスター
・百均防犯ブザーはデジタル処理?
・百均防犯ブザーはデジタル処理
・百均防犯ブザー応用スピーカーチェッカー
★東成おもちゃ病院・まとめ
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2013年4月10日 10時37分
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・電子回路工作 /
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爆弾低気圧接近の日、18回目の開院となりました。
今回の患者さんは10件。
そして、2011年11月にオープンしてから患者さん総数は200件を越え
ました。
※私の担当品から
(1)
デジカメ機能を持つハイテクおもちゃが修理不可。
液晶面の感圧(静電?)スイッチがひび割れていてどうにもしようがありません。
解体して機能を説明。
(配線部が切断されているところを見てもらって)
ハイテク品の基本部品が壊れるとどうにも手が出ませんわ。
(2)
認知症のおばあさんが気に入っているという「ぬいぐるみの喋る犬」、
これは無事に修理できました。
前足を握ったり頭を「なでなで」すると、いろんな機能が働きます。
前足の先端に押しボタンスイッチが仕込まれていて、こちらは正常。
ところが頭部の「なでなで」が反応しません。
まずは、どんな仕組みになっているのか「ぬいぐるみ」を切開。
頭部から「圧電振動板」が出てきました。
これを接触・振動センサーとして使っています。
振動板への配線が断線していました。
蒸着電極ごと外れていたのでそのままではハンダ付けできません。
そこで、仕事場まで圧電スピーカーのストックを取りに帰り(自転車で
1分の距離)、代用品として交換です。
これで、修理完了。
ぬいぐるみの復旧(縫い合わせ)は、これを持ってこられたご夫婦の
旦那さんが裁縫の本職ということでお任せしました。
私の場合、ハンダ付けは得意でも、裁縫はメニューに入っておりませ
んので。
この他は、電池の容量不足や電池電極の腐食など定番の修理。
この日は「入院」もなく平穏に終了しました。
次回の開院は第二土曜の5月11日。
(第一土曜が休日で東成区在宅サービスセンターが閉館のため)
★東成おもちゃ病院・まとめ
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2013年4月6日 23時53分
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・おもちゃ病院 |
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使い方の問題なんだけど…で話題にしました
『百均防犯ブザー応用スピーカーテスター』、
私の場合は、こんな具合に手を入れました。
回路図 (クリックで拡大↓)
・電池はLR44を2コで3V定格に。
・トランジスタ出力をコンプリメンタリのエミッタフォロワに。
・出力段をコンデンサ結合。
・電源ラインにパスコンと電源表示LEDを。
・ミノムシクリップで接続。
出力コンデンサ、前の回路では100uFと図示しましたが、保護用直列抵抗を
入れるかわりにコンデンサを10uFと小さくしました。
4kHzでのインピーダンスは4Ω。
低周波発振信号源としても使えるように、1kΩの負荷抵抗を並列接続しています。
これで、クリップを開放したときの消費電流が2mA。
LEDに1mA、並列負荷に1mAという案配でしょうか。
無負荷だと、トランジスタ駆動回路での消費電流は少なく、並列負荷の1kが
なければベース電流さえも(大きくは)流れません。
こんな具合にしておけば、回路につながったスピーカのェックも
安心してできるようになります。
オリジナルの回路だと、無負荷(コレクタ開放)でもベース電流が盛大に
流れます。
電源電流を計ったらはこんな具合でした。 (無負荷で)
3.0V 7.3mA (電池2本)
3.5V 9.4mA
4.0V 11.6mA
4.5V 13.7mA (電池3本)
こいつはちょっとねぇと感じてしまいます。
それに出力がオープンコレクタになるんで「圧電振動板(圧電スピーカー)」
のチェックができません。
圧電方式の発音体をチェックしようとすると、出力に並列に抵抗を
入れておかなくちゃ。
1kΩくらいを負荷にしておけばうまく鳴ります。
さて、ボタン電池(LR44)を3本から2本にする方法が問題。
電池電極を動かすわけにもいきません。
何か使えそうな物はないかと思案…
「M6」のナットが大きさ的に合いそうです。
でもちょっと厚みが不足していたので、M4用の平ワッシャを
ハンダ付け。
こんな細工になりました。
M6ナットをスペーサにしてLR44×2にしました。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月6日 09時40分
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百均防犯ブザーはデジタル処理?の続きです。
COBされた基板に330kΩの抵抗が載っています。
ひょっとしてこれでチップのクロックを作っている? ということで、
オシロのプローブを当てたら当たり。
こんな具合にクロックのエッジと同期して周波数変調処理が行わ
れていました。
(クリックで拡大↓)
これで納得です。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月6日 09時31分
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・電子回路工作 /
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使い方の問題なんだけど… 、 100均屋さんの電子小物 に出てきた「防犯ブザー」、
これの波形を見ていて「ほほう」です。
「ピヨピヨ」と、こんな波形が出てきます。
(クリックで拡大↓)
方形波がPFM:周波数変調されています。
この周波数(周期)変動を見ていますと、こんな具合に中間の値が
出てきません。
同じ所に波形の立ち上がりエッジが見えるのです。
(クリックで拡大↑)
アナログじゃなく、デジタル的に周波数(周期)を変動させています。
デジタルオシロの観測なので、サンプリング時間との同期が考えられますが、
オシロスコープの「ホールドオフ時間」を変えても同じです。
この灰色表示の部分、アジレントのオシロでは「∞ persist」と呼ばれて
いて、波形のトレースをずっと保持する機能です。
FVコンバータで変調波を見てみたいところ。
積分すりゃいいか。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月3日 23時02分
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・電子回路工作 /
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「生野おもちゃ病院」の開院に向け、先々週先週とおもちゃドクター養成講座が
開かれていました。 (東成からもお手伝いで参加)
で、その時のことです。 こんなことがありました。
おもちゃ病院が推奨する「100均防犯ブザー応用スピーカーチェッカー」という
ツールがあるんです。 (詳細は知らない)
音が出るおもちゃをチェックするときに便利 …というツールです。
これでもって、その日の講師がスピーカー単独じゃなくおもちゃの回路につながった
ままのスピーカーをチェックされたんです。
「それはあかんでっ」っとそばにいた私。
「スピーカー単体やったらかめへんけど、回路につながったままはマズイで」
※検索
・おもちゃ病院 スピーカーチェッカー
・おもちゃ病院 スピーカーテスター
生死を調査したいスピーカにリード線を当て「ピヨピヨと鳴れば生きている」
という具合。
防犯ブザーの発振回路を使ってスピーカーを駆動するというしかけ。
元の回路はコイルで昇圧して圧電発音体を大音量で鳴らすというもの。
そのコイルを取り去ります。
コイルを駆動しているトランジスタのコレクタと+電源をスピーカーにつないで
鳴らしていると想像しています。
・100均屋さんの電子小物 ←これそのもののようです
・導通チェッカーの音を大きくしたい ←昇圧コイルを使っています
★理由
推測でしか無かったんですが、トランジスタでダイレクトに駆動している
んじゃないかと考えたんです。
「+/−の極性」も不明瞭だし。
(防犯ブザーから出したリード線の色分けで)
「もしスピーカーが断線していたら、回路にダメージを与えるかもしれない」
ブザーの電源はボタン電池3本で定格4.5V。
スピーカーが生きていればそちらに電流は流れるが、断線状態で
電源が逆接になったら、ちょっと怖い。
つながった音声出力回路がアウトになるかも。
(どんな回路でスピーカーを駆動しているか不明なんで)
それに、直流をスイッチさせる格好になるんで、スピーカーが負荷になって
出すパルス(ボイスコイルの逆起電力)も怖いかと。
★実験
手元に解体した防犯ブザーが残っていましたんで、様子を見てみました。
スピーカーをつながなければ1Vを切っても発振してパルスを出すという
すぐれもの。
スピーカーをつなぐとこんな波形が観測されました。
(クリックで拡大↓)
ch1(黄)がトランジスタの駆動するパルス。 (ベース入力抵抗)
ch2(緑)が出力でトランジスタのコレクタ。
デューティ50%で盛大に逆起電力のパルスが出ています。
波形の灰色部分はPFMされて「ピヨピヨ」なっているところです。
こいつで回路のつながったままのスピーカーをチェックするのは
いかがなもんでしょうねぇ。
コレクタ出力あるいは電源側に10Ω程度の電流制限抵抗を入れて
おいて欲しいところ。
そして、こちらで入手したブザーでは削除されていた電源ラインの
パスコンC1、100uFほどの電解コンを入れておくと安定します。
せめてこんな改造はどうででしょうか?
(クリックで拡大↓)
トランジスタをNPN+PNPにし、コンデンサをはさんで出力します。
スピーカーを交流駆動するわけです。
その片側の相手はGNDです。
プラス電源直接駆動より安心じゃないかと。
こんな波形になります。
(クリックで拡大↓)
ブザー本体の消費電流も少なくなり、2V程度から動作します。
いかがでしょうか。
※関連
・トラブルシューター: おもちゃドクター養成初級講座in宇都宮報告:
・平川おもちゃ病院 開院のため - 田舎親父の趣味の部屋 - Yahoo!ブログ
※続き
・百均防犯ブザー応用スピーカーチェッカー …私の製作例
★東成おもちゃ病院・まとめ
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2013年4月2日 11時35分
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百均屋さんの電気用品、バラせば利用できそうなパーツが出てきます。
例えばこの「4LED」照明ボックス。
(単4電池3本で光る)
解体すると小さなオルタネート・スイッチが出てきます。
このほかに電池の電極が取り出せます。
もちろんLEDも。
※でもそのLEDが問題→百均LEDの劣化
問題はその信頼性。
接点がどのくらいの接触抵抗になるのか調べてみました。
使ったのはこの10mA定電流源。
接点に一定電流を流し、デジタルテスターでドロップ電圧を四端子法で測定します。
四端子法だと、電源までの接続線やテスターのリード線が持つ抵抗
を無視できるので、安定して測定できます。
「電圧÷電流」で「抵抗値」が計算。
10mAなんで、1mVの電圧降下で「0.1Ω=100mΩ」となります。
まずこの灰色のスイッチ。
「30〜40mΩ」という値でした。
何度かon/offしても安定しています。
ところがLEDボックスから外したスイッチ(右側の)は抵抗が一桁上がります。
「100mΩ」くらいになったりで安定しません。
そして、電池のスプリング電極もこんな具合。
「約0.4mV」ですんでスプリングの抵抗が「40mΩ」であると示しています。
これが3本の電池のマイナス極を押さえますんで、合わせて120mΩ。
0.1Ωを超えます。
小電流だと無視できますが、ちょいと大きな電流、それも変動するような
負荷電流だと、電圧降下の変動が回路動作に影響を与えそうです。
スイッチの接触抵抗や電極の抵抗が微妙に問題になってくる可能性があります。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年3月30日 20時43分
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明和電機(めいわでんき)のオタマトーンがやってきました。
電池(単4×3)を入れて遊び(演奏練習)はじめました。
でも、どうも調子が悪い。
あるとき突然、鳴らなくなってしまうんです。
スイッチを何度か入り切りすると正常になるときもあるんです。
どうも良くありません。
新品でやってきたんですが、修理を試みました。
(エンジニアの性分、放ってはおけない症候群)
※後になって、女房から
「新品なんだから初期不良でメーカー修理に出さなぁ」
て、お小言を頂戴しました。
おもちゃでも、商品なんですから確かにそのとおり。
まず、解体。
小さな基板で制御。
首のところに抵抗体が仕込まれています。
押さえる場所により抵抗値が変化して発振周波数が変わるという仕掛けです。
さて、解体してから「あちゃ〜」。
「返品したほうが良かったか」…っと。
原因追及まで、前途多難でした。
まず気が付いたのが、配線している電線の噛み込み。
電線が想定した経路を走っていなくて、外装樹脂で押さえつけられ、
外皮がへしゃげています。
「赤○」の4箇所。 拡大↓
しっかり噛んでいたんで、芯線もどうなっているかわかりません。
もうひとつ。
首を顔に固定するところに抵抗体の電線が2本貫通しているんですが、
固定ビスにより電線被覆が傷つけられていました。
芯線が見えています。
噛み込んでいた「赤黒青」のリード線は新しいのに取り換え、きちんと
想定ルートに沿わせて(二つの凸部 こんなの→ ⊥⊥ の間に入れる)
配線し直しです。
首部(むちゃ細い)も別の電線に取り換えて処置しました。
ここまで、とりあえず「目に付いたところ」への対応です。
でも、これだけではダメでした。
不安定なのには変わりありません。
自宅では「あかん。道具が足りん」となりまして、仕事場へ持ってきたのです。
まず、何が悪いのかの見極めから。
電池ボックスやスピーカをぶら下げたままだとあれこれ調べることができません。
基板をハダカにします。
パッと見は大丈夫。
電源回りからチェック開始…
外部電源で電源を供給して様子を見たところ、電源が入りません。
「なにこれ?」です。
基板にはスライドスイッチが二つ。
電源+音量切り替えスイッチ(SW1)と音域切り替えスイッチ(SW2)です。
どこまで電源が来ているのか確かめますと、「あれれ?」です。
「下の○」に電源が来ています。
そして、下の○と上の○のパターンがつながっていてスイッチの足に
入っています。
ところが、このパターンとスイッチの足との導通がありません。
スルーホール基板でなんで、基板の上下は導通があるはずなんです。
しかし、ここで導通が切れています。
※ハンダが足のところまで回っていませんが、スルーホール
基板なんで導通はあるはずなんです。
確認のため、いったんスイッチを外すことにしました。
ハンダ吸い取り機を使って作業したところ、この足をハンダしていた
ランドだけがポロリと外れてしまいました。
(下側の黒筋が1mmのスケール)
どうやら、この部分のスルーホールが腐っていたようです。
そしてスライドスイッチ自身にも、なにやら腐食っぽい痕跡があります。
接点の抵抗を計ったところ、まぁ問題となるレベルじゃなかったので
このまま使うことにしました。
3ポジションのスライドスイッチなんて持ってませんので。
スイッチの上側からもハンダして、上下の接続を確実にしておきます。
ここまでで修理作業は終了。
とりあえず使えるようになりました。
しばらく様子見です。
原因は基板電源スイッチ部のスルーホール不良。
でもスイッチに腐食痕があることから、真の原因は別です。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年3月18日 15時50分
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超再生検波回路で遊んでます。
元回路をあれこれいじるからいかんのかな?
クエンチング発振の周波数を自由に変えられるようにと、
別発振器をつないで他励式も試してみましたが、う〜む。
意外とレベルが低いところで動作しています。
電源電圧を変えると、動作が変わり再調整が必要になった
りと、安定性確保が課題。
おもちゃのラジコンで使われてる回路を探し出すべきかな…
家にラジコン マリオカートを保存してあるはず。
引っ張り出してこようかな。
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2013年2月20日 13時42分
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おもちゃ病院でのラジコン修理用に、27MHzと40MHzの超再生検波回路を
ごそごそしてみようと、手持ちの高周波用部品を引っ張り出してきました。
ほとんどジャンク。
このあたりはトロイダルコア。
むかしにあれこれ実験した痕跡が残っています。
箱の真ん中には高周波デバイス。
ちょいと動作周波数の高いトランジスタやら。
こちらはコイル類。
巻いたりほどいたりとめんどうです。
トリマーコンデンサもあります。
さて、超再生検波の回路どうしたもんでしょね。
安定に動作させる今ふうのおすすめ回路があればなぁっと。
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2013年2月17日 15時11分
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