抵抗が焼けたルーター、回路を作り直し
発端はコレット金具の摩耗。
その後、抵抗が焼損してアウト。
で、この回転数制御回路を作り直すことにしました。
理由:
・AC100Vのケーブルが固くて取り回しが悪い。
もっと柔らかいケーブルで
・ダメになったトライアックの代品(小さいの)の手持ちが無い。
・ちゃんとノイズ対策したい。
・ヒューズも入れておきたい。
オリジナルの回路はこんな具合。
(クリックで拡大↓)
モータ部、ノイズ対策もへったくれも無いわけでして。
※モータについてあれこれ調べましたら(AC100Vを整流して
そもままつないで良いものかどうか)、「FK-290PY」というのに
行き当たりました。
100V(DC)で無負荷時0.005A。 6800RPMらしいです。
こんなふうに外付けプラケースに制御回路を入れました。
回路 (クリックで拡大↓)
オンオフ・スイッチはルーター本体に付けています。
(元々ボリュームがあった穴を広げて)
コモンモードフィルタまわりはバラしたスイッチング電源
から外したもの。
モータに並列にノイズサプレッサを入れると、ノイズはぐんと低減。
そう、回路図に書き忘れているのがあります。
回転方向の正逆スイッチ。
たまに「削りカスを違う方へ飛ばしたい」ということが
あるでしょ。
そのためのスイッチです。
これで、とりあえず復活です。
ちょいと気になったのが。
最初、トライアックはもうちょい大きな「M12JZ47」を使った
のです。
ところが、ある制御域で不安定に。
何? と波形を見ましたら、トリガされオンしたトライアックが
途中でオフして、さらに再トリガしてオンオフを繰り返しています。
「なんじゃこれ」と考えましたら、トライアックの「オン保持電流」。
形状の大きな(最大電流が大)トライアックだとオン保持電流
も大きいのです。
つまり負荷が軽いと途中でオフしてしまうかも、なんです。
モータ軸を押さえて負荷を加えると安定するんですが、無負荷で
回すと、速度が一定しないという現象が発生します。
で、手持ちにあったもう少し小さなNECのAC03Dに交換した
のです。
★東成おもちゃ病院まとめ
次回の開院は6月7日(第一土曜)。
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2014年5月16日 09時45分
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