ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2014年05月16日(金)
抵抗が焼けたルーター、回路を作り直し
発端はコレット金具の摩耗
その後、抵抗が焼損してアウト

で、この回転数制御回路を作り直すことにしました。
理由:
・AC100Vのケーブルが固くて取り回しが悪い。
  もっと柔らかいケーブルで
・ダメになったトライアックの代品(小さいの)の手持ちが無い。
・ちゃんとノイズ対策したい。
・ヒューズも入れておきたい。

オリジナルの回路はこんな具合。
(クリックで拡大↓)


モータ部、ノイズ対策もへったくれも無いわけでして。

※モータについてあれこれ調べましたら(AC100Vを整流して
そもままつないで良いものかどうか)、「FK-290PY」というのに
行き当たりました。
100V(DC)で無負荷時0.005A。 6800RPMらしいです。

こんなふうに外付けプラケースに制御回路を入れました。




回路 (クリックで拡大↓)


オンオフ・スイッチはルーター本体に付けています。
(元々ボリュームがあった穴を広げて)

コモンモードフィルタまわりはバラしたスイッチング電源
から外したもの。
モータに並列にノイズサプレッサを入れると、ノイズはぐんと低減。

そう、回路図に書き忘れているのがあります。
回転方向の正逆スイッチ。
たまに「削りカスを違う方へ飛ばしたい」ということが
あるでしょ。
そのためのスイッチです。

これで、とりあえず復活です。


ちょいと気になったのが。
最初、トライアックはもうちょい大きな「M12JZ47」を使った
のです。
ところが、ある制御域で不安定に。
何? と波形を見ましたら、トリガされオンしたトライアックが
途中でオフして、さらに再トリガしてオンオフを繰り返しています。
「なんじゃこれ」と考えましたら、トライアックの「オン保持電流」。
形状の大きな(最大電流が大)トライアックだとオン保持電流
も大きいのです。
つまり負荷が軽いと途中でオフしてしまうかも、なんです。
モータ軸を押さえて負荷を加えると安定するんですが、無負荷で
回すと、速度が一定しないという現象が発生します。
で、手持ちにあったもう少し小さなNECのAC03Dに交換した
のです。


東成おもちゃ病院まとめ
次回の開院は6月7日(第一土曜)。




2014年5月16日 09時45分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・おもちゃ病院 |
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