毎月第1土曜は「東成おもちゃ病院」
今日のおもちゃ病院、患者数=16件。
雨が降る天気なのに、大盛況。
そんな中で、「エエェェ〜??」という故障に遭遇。
電子回路を使ったキーボード。
ドレミファの鍵盤と、音選択(ネコやら犬やら)が付いていて、
チビちゃんが喜ぶような仕掛け。
これの「音が出ない」という、修理です。
電池ボックスや電源スイッチ、その配線経路は異常なし。
でも、電源をオンしても主制御ICチップ周辺に電源が供給
されないという故障です。
悩みました。
電源スイッチの入りと出はOK。
でも、どこかがおかしくって、制御チップ電源が入らない・・・
パターンを追いかけると(役に立つのがコレ)、プリント基板の
パターン断線。
見た目は大丈夫。 でも、つながっていない。
「なんで?」でっす。
ちょいと写真を撮ってきました。
パターンのレジスト、修理の過程でごそごそしたんでわかりにく
いですが、こんな状況です。
パターンのコーナを曲がった入りと出で導通無し!。
※ちょい拡大↓
こんなのが2箇所。
ジャンパーして修理できましたが、ちゃんとレジストはかぶって
いるしで(写真で光っているのは、導通確認のためにごりごり
したもの)、「なんでこんなのが?」という故障でした。
確かに、何かをこぼした(チビこのよだれとか、ジュースとか)
痕跡はあるんですが、基板パターンの断線に至るとは、ちょいと
不思議なトラブルでした。
でも、過去、こんなこと:導電ペースト塗布による片面基板のジャンパー
もありましたんでねぇ。
★東成おもちゃ病院まとめ
次回は4月4日です。
|
2015年3月7日 21時00分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・おもちゃ病院 /
・修理 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4047/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません