百均防犯ブザー応用スピーカーチェッカー
使い方の問題なんだけど…で話題にしました
『百均防犯ブザー応用スピーカーテスター』、
私の場合は、こんな具合に手を入れました。
回路図 (クリックで拡大↓)
・電池はLR44を2コで3V定格に。
・トランジスタ出力をコンプリメンタリのエミッタフォロワに。
・出力段をコンデンサ結合。
・電源ラインにパスコンと電源表示LEDを。
・ミノムシクリップで接続。
出力コンデンサ、前の回路では100uFと図示しましたが、保護用直列抵抗を
入れるかわりにコンデンサを10uFと小さくしました。
4kHzでのインピーダンスは4Ω。
低周波発振信号源としても使えるように、1kΩの負荷抵抗を並列接続しています。
これで、クリップを開放したときの消費電流が2mA。
LEDに1mA、並列負荷に1mAという案配でしょうか。
無負荷だと、トランジスタ駆動回路での消費電流は少なく、並列負荷の1kが
なければベース電流さえも(大きくは)流れません。
こんな具合にしておけば、回路につながったスピーカのェックも
安心してできるようになります。
オリジナルの回路だと、無負荷(コレクタ開放)でもベース電流が盛大に
流れます。
電源電流を計ったらはこんな具合でした。 (無負荷で)
3.0V 7.3mA (電池2本)
3.5V 9.4mA
4.0V 11.6mA
4.5V 13.7mA (電池3本)
こいつはちょっとねぇと感じてしまいます。
それに出力がオープンコレクタになるんで「圧電振動板(圧電スピーカー)」
のチェックができません。
圧電方式の発音体をチェックしようとすると、出力に並列に抵抗を
入れておかなくちゃ。
1kΩくらいを負荷にしておけばうまく鳴ります。
さて、ボタン電池(LR44)を3本から2本にする方法が問題。
電池電極を動かすわけにもいきません。
何か使えそうな物はないかと思案…
「M6」のナットが大きさ的に合いそうです。
でもちょっと厚みが不足していたので、M4用の平ワッシャを
ハンダ付け。
こんな細工になりました。
M6ナットをスペーサにしてLR44×2にしました。
★東成おもちゃ病院まとめ
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2013年4月6日 09時40分
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