CQ出版から来た電波時計
CQ出版45周年記念でもらった電波時計。
1998年と記されてますので、もう10年前。
単4電池2本で動作します。
これがいつの頃からか「電池消耗が早い」「電波を受けない」
てな症状が出ているのです。
時計としては動いているのですが、電波受信中のマークが出ません。
そこで、まずは分解。
下のほうにある小基板がバックライト用ELの昇圧回路。
本体上部のスイッチを押したら液晶が青色で光るという
仕掛けです。
これがリークをおこしているようで、この部分を切り離したら消費
電流ががくんと減りました。
まず「電池消耗」は解決。
さて、問題は標準電波の受信。
このバーアンテナで電波をとらえようとしているのですが、受けているのか
どうかが判断できません。
もらった当初は調子よかったのですが。
受信部はここ
この黒い丸の中。
このチップから出て時計回路へ行っているラインのところにテストポイントが
いくつかあるのですが、オシロで見てもよく分からない。
現在、標準電波は40kHzと60kHz。
Wikiの「JJY」を見ると40kHzが1999年、60kHzが2001年からの
送信っとなっていますね。
この時計、どこを受けているのだろう?
長波のJJY、始まった頃の状態ってどうでしたっけ。
いつからうまく受信していなかったのか…。
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2008年4月17日 05時57分
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・電子回路工作 |
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し、よく見させてもらっています。結構アクティビティが
高いですね。Hi.
その頃の時計だと40kHz専用だと思いますが、茨城
から福島へQSYしたJG2AS時代からの40kHz局は
その分QROしているので、関西でも引き続きいける
かと。
うちにも10年選手とは言わない40kHz局専用の
カシオ製がありますが、今もFBに稼働中です。
JJYを受信しなくなったの、故障なのか周囲の電波環境なのかはっきりしません。
受信の様子を信号(音・波形)でモニターできれば良いのですが。
時計の場合、四六時中受信しているわけでもないでしょうからテストの方法が問題です。
まっ、消費電流が大きかった原因がわかったので、時計として使えるようにはなりました。
でも、有意な信号がは出てきません。
壊れているような…
とりあえず、時計として復旧しておきます。
いつの間にか「受信マーク」が点かなくなったというのを家族から聞いて点検してみた次第。
昨晩、仕事場からコレを家に持って帰ってきて、ガレージの机の上に放っておいたら…朝になったら受信マークが点いているではありませんか!
電波状態だったのか、それともバックライト回路が不調だったようなので、それを取り外したため影響がなくなったのか、さぁて、なんだったのでしょうね。
JJYの受信音が聞けたら面白いのですが。
今のJJYはパルス波なので、音を聴いても面白くない
かも。Hi.
今朝見たら、ちゃんと受信してましたよ。
ということで、一件落着。 …原因不明だけど。
リークをおこしていたバックライト昇圧回路、これがおかしくなってノイズでも出していたのだろうか???
電源まわりのノイズ対策をごそごそするときなど、オシロ波形も重要ですがAC増幅して低周波アンプで音を出してみると「ノイズの顔が変化する」のが見えたりと面白いのです。
パケット通信していたときは、小さい音でも「ピギャー音」を出していましたね。
モデムで通信していたときも、接続最初に出る音が「つながるぞ」っという感じでした。
確認するというのは有用かもしれませんね。デジタル
屋さんにはあまりピンと来ないかもしれませんが…
前にも書きましたが、今のJJYはキャリアの断続しか
していないので、「受信音」を確認しようと思ったら
BFOが必要ですね。
NiMH電池関連および「気の迷い」様サイトよりこちらを知りました。
長波の標準電波ですが、下記アドレスのような受信機製作して受信に成功しています。
ご参考まで。
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/radio/lwjjyrx/lw_jjy.html
受信音の録音もあるのですが、公開に至っていません。(すいません)
そのうち自家製機材で受信に挑戦してみます。