イリーガル・エイリアン
小学校が夏休みに入って、連日・連夜の夏のイベントで、ゆっくり本を読む暇もありません。 (打ち合わせという名目でガレージに集まって酒を呑んでいるのが原因かな?)
そんな中、一気に読み通してしまった本がこれ。
ロバート・J・ソウヤー(内田昌之さん訳)さんの『イリーガル・エイリアン』。
ひさしぶりに読み応えのあったSFです。わくわくしながらページを繰り、一気に読み通してしまいました。
「ファースト・コンタクトもの」に分類できるでしょうか。
宇宙人が地球に飛来。うまく意志疎通ができ、ファースト・コンタクトは成功するが、宇宙人が「殺人事件」を起こしてしまいます。
地球の法律で宇宙人を裁くことができるのか、お話しは「法廷もの」に移っていきます。
裁判の過程で、どのように殺人が行われたかが明らかにされるのですが、この内容が次なる事件への布石となります。
判決が出てお話しが終わり?かと読み進んでいくと、宇宙人が地球にやってきた真の目的が明らかになってきます。
そして、さらに別の事件が起こり、人類の存亡がかかったお話しへと発展していくのです。
最終的には「あぁ、良かった〜」で終わります。
「うまいこと、話をつなげたなぁ〜」というのが感想ですが、ページのあちこちで「どうなるの?」っという場面が出てきます。
その場面場面の結果を知りたくて本を一気に読んでしまった、というのが「面白い」っと感じた理由でしょう。
息子(JJ3ENT)も読書に参加しまして、彼の書評は「92点」でした。
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2005年7月26日 06時09分
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そしたら上の息子(JJ3ENT)までも、ソウヤーさんの新刊を買ってきよりました。
なにせ勤め先が本屋さんです。
この「イリーガル・エイリアン」も「返本の中に入っていたけど、面白そうだな」と、読む前から思っていたというのです。
私のほうは本代をケチるべく図書館をフル活用しています。
仕事場の近所ということもあり、助かっています。
読んだソウヤーさんの本は順次紹介していきます。