修理依頼品:アンプ
小学校で使っている「アンプ」が壊れたということで、修理に回っ
てきました。
昨年夏のラジオ体操のときには、すでに壊れていたんだったっけ。
マイク入力とAUX入力がそれぞれ1ch。
モノラルです。
ラジオ体操など何かのイベントの時、校庭やプールサイドに引っ
張り出して使っているものです。
トランペット・スピーカがつながっています。
「S60.7」と導入年月が記されていました。
24年前ですな。
まずはケースを開。
電源トランスと出力トランス。
出力10Wくらいかな。
全部トランジスタです。
出力トランスを使っているのは、出力インピーダンス変換。
4〜8Ωのスピーカだけでなく500Ω、1kΩに対応。
さて、ケースをバラしたときにパラパラと小ネジが2本出てき
ましたよ。
何かの拍子、ケース内に入り込んだんでしょうね。
それと。
基板をよく見ると…
赤線が基板に挿入されているところの右側に…
ゴキブリのタマゴ。
電子部品に化けたようにへばりついています。
回路はシンプル。
片面基板に組まれています。
結局、二つのパーツがダメでした。
まず写真左側。220Ωの抵抗。
これが短絡。
パワートランジスタのB-E間に入っていました。
これがゼロΩに。
もう一つが前段バイアス部のデカップリングコンデンサ。
これも短絡していました。
オシロは使わず、テスターだけで修理完了でした。
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2009年4月6日 13時46分
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イベントのお手伝いをされていたそうで、ご苦労様です。
私も色々ボラをやっています。
今回のフェスで偶然ですが、知り合いが「堀越神社」でボランティアをやっているのには驚きました。
来年もぜひ参加させていただきます。
それでも金皮の抵抗の場合、品種によっては短絡する傾向があるようですよ。
イソプロ・アルコールで洗浄。
ということで。
実家にはいなかったので、始めてみたときはビックリ。