修理依頼品
女房がお友達からこんなものを預かってきました。
いちおう修理(?)の依頼です。
![](../img/img_box/img20090411090649719.jpg)
鳥の人形が入った鳥かご。
なかなか良くできていまして、周囲の音に反応して
・ピヨピヨ鳥が鳴く
・鳥が飛ぶ(回転)
・花が光る
てな動作を行うのです。
これを玄関に置いておくと、チャイムの代わりになるわけです。
動画をごらんいただきましょう。
正常に働いているでしょう。
でも、修理の依頼です。
「ずっと使ってきたけど、最近、鳴きすぎてうるさくなった」
という内容なのです。
さて、どうにかなるもんなのでしょうか?
まずは解体。
かご部分を外します。
![](../img/img_box/img20090411090654157.jpg)
二羽の鳥。
そのうちの一羽が飛ぶ(中心軸が回って飛行)
赤い花に赤色LEDが仕込まれています。
単3乾電池2本で動作しています。
さて、中身です。
![](../img/img_box/img20090411090659566.jpg)
基板が一つ。
鳥を回転させるモータ。
ピヨピヨ鳴るスピーカ。
それと圧電発音体。
この圧電発音体をセンサーにしているようです。
鳥を回すモータ部分。
![](../img/img_box/img20090411090704589.jpg)
ゴムベルトが使われてます。
基板部分を拡大。
![](../img/img_box/img20090411090710779.jpg)
ネジ止めではなく接着剤(ホットボンド)でケースに固定。
エエ加減なものです。
トランジスタが3つ。
スピーカ駆動とモータ駆動のようです。
今日はここまで。
基板はまだ外していません。
基板のハンダ面にCOBされたチップが付いているのでしょうね。
修理の依頼内容、微妙です。
電源を入れて動作させても、まぁ普通です。
こんなもんといえばこんなもん。
センサーになっている圧電発音体の感度が上がったのでしょうかね。
一度動作したら、一定時間は動作開始を禁止するような仕掛けをこしらえ
たらよさそうです。
※追記
これが基板の裏。
![](../img/img_box/img20090413102501268.jpg)
配線はエエかげんですが、COBされたICチップが乗っています。
さて、現象ですがどうやら電池電圧が下がったときに発生する
ようです。
一度鳴り出すと、止まらないのです。
電源ラインをオシロで見ますと、ピヨピヨ音がリップルとして
乗っています。
そこで、とりあえずの対策、電源ラインに大容量電解コンデンサを
追加しました。
元々基板に付いていたのは220uF。
それに470uFを追加しておきました。
|
2009年4月11日 22時36分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/1537/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません