修理依頼品
女房がお友達からこんなものを預かってきました。
いちおう修理(?)の依頼です。
鳥の人形が入った鳥かご。
なかなか良くできていまして、周囲の音に反応して
・ピヨピヨ鳥が鳴く
・鳥が飛ぶ(回転)
・花が光る
てな動作を行うのです。
これを玄関に置いておくと、チャイムの代わりになるわけです。
動画をごらんいただきましょう。
正常に働いているでしょう。
でも、修理の依頼です。
「ずっと使ってきたけど、最近、鳴きすぎてうるさくなった」
という内容なのです。
さて、どうにかなるもんなのでしょうか?
まずは解体。
かご部分を外します。
二羽の鳥。
そのうちの一羽が飛ぶ(中心軸が回って飛行)
赤い花に赤色LEDが仕込まれています。
単3乾電池2本で動作しています。
さて、中身です。
基板が一つ。
鳥を回転させるモータ。
ピヨピヨ鳴るスピーカ。
それと圧電発音体。
この圧電発音体をセンサーにしているようです。
鳥を回すモータ部分。
ゴムベルトが使われてます。
基板部分を拡大。
ネジ止めではなく接着剤(ホットボンド)でケースに固定。
エエ加減なものです。
トランジスタが3つ。
スピーカ駆動とモータ駆動のようです。
今日はここまで。
基板はまだ外していません。
基板のハンダ面にCOBされたチップが付いているのでしょうね。
修理の依頼内容、微妙です。
電源を入れて動作させても、まぁ普通です。
こんなもんといえばこんなもん。
センサーになっている圧電発音体の感度が上がったのでしょうかね。
一度動作したら、一定時間は動作開始を禁止するような仕掛けをこしらえ
たらよさそうです。
※追記
これが基板の裏。
配線はエエかげんですが、COBされたICチップが乗っています。
さて、現象ですがどうやら電池電圧が下がったときに発生する
ようです。
一度鳴り出すと、止まらないのです。
電源ラインをオシロで見ますと、ピヨピヨ音がリップルとして
乗っています。
そこで、とりあえずの対策、電源ラインに大容量電解コンデンサを
追加しました。
元々基板に付いていたのは220uF。
それに470uFを追加しておきました。
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2009年4月11日 22時36分
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