小旅行:人形峠でウランを見る
8月の小旅行、この旅行でのメインイベントが「ウランを見る」。
日本で唯一公開されている人形峠の「ウラン坑道」を見学しようというのです。
場所は独立行政法人 日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センター。
平日(土日は×)の11時と14時に坑道見学が開催されています。
予約は不要ですが、記名しなければなりません。
そして、構内は撮影禁止! 残念。
(展示館であるアトムサイエンス館は撮影OK)
河原城からup/down道をひた走り人形峠へ。
入り口にこんな看板のあるフェンスで囲まれた建物が見えてきます。
拡大↓
ガードマンが警備しています。
寒い季節はたいへんでしょうね。
積雪、2mばかりになるとのことですね。
その右手に人形峠展示館、アトムサイエンス館の入り口があります。
坑道見学開始時刻である11時、なんとがぎりぎりセーフで間に合いました。
見学は我々二人だけで、貸し切りです。
構内全域、坑道の外、内全部が撮影禁止です。
雰囲気は≪これ≫をどうぞ。
ウランが崩壊して生成されるラドンを排気するためのダクトが走っていて
モータが回っています。
坑道外には排気ダクトを引き込んだ建家があって、ここでラドンを吸着させ
ているようです。
紫外線ランプで緑色に光る「リンカイウラン石」がそりゃもう神秘的。
坑道内に案内していただいたお嬢さん、フィルムバッジは付けておりま
せんでしたので、放射線量はそれほどじゃないんでしょうね。
坑道自体は管理区域じゃありませんし。
展示館での様子↓
こんなふうに坑道壁面が光っているのですよ。
この写真、右端に光っている器、これが「ウランガラス」なんです。
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2009年9月6日 06時27分
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例えばココ
引き出し線であるコバール合金とのなじみが良いからとか。後期に製造されたガラス送信管が
ほぉっておくだけでガス球(空気が入る)のは、どうやらコレを使わなくなったからかもしれません。
しかし、真空管に使って、ウランが崩壊した時に「ノイズ」は出ないんだろうか?
の「トリウム」が半減期140億年のα崩壊を起こす放射性物質です。使われているのが微量からからもしれません
が、危険性を論じられたことはありませんね。
それより、高電圧で使うものは、軟X線の輻射について注意すべく同梱のハザード・シートに書かれています。