蛍光灯の修理
昨晩の防犯夜警、テント内の照明に使おうとガレージに置いてあった
蛍光灯器具(どこかからのもらいもの)を引っ張り出してきました。
ところが…ランプをセットしても点灯しません。
器具は40W×2で、安定器の付いた単純なもの。
蛍光灯器具なんて、「何年でも使える代表的なもの」っという感覚ですので、
…「あれれ???」です。
グローランプもランプ異常なしなのに…(別器具で確認した)
テスターを引っ張り出して調べてみますと、電源供給する電線を乗り込ませる
端子部分から先ですでに電気が途絶えてみます。
端子から器具内の2灯に配線を分岐しているのですが、端子の片側の導通
がありません。
接続中継端子内で断線しているようです。
結局、端子での分岐部分を切断して、端子を中継せず、直接電源コードを
ハンダすることにしました。
当然ですが、すんなり点灯。 悩んだのがウソのよう…
中継端子、こんなのです。
「器具内用A.N.L」って書いてあります。
左側に見えている切った電線が、蛍光灯器具内で配線されていた残りの線で、
2灯に分岐しています。
裏側の様子↓
上方の接片は、器具の金属部分と接触させてアース用。
中がどうなっているのかと、さっそく解体。
おっ、断線の原因がありますね。
右に見える「S字状」の接続、
これが左側↓にはありません。
溶断したような痕跡が見えています。
この部分がヒューズの役目をしているのでしょう。
問題は、なぜ溶断したかです。
修理後、蛍光灯そのものは正常に点灯しました。
不安になって、電流を見ましたが特に異常なし。
ランプの寿命末期、パカパカした時になど過大電流が流れたのでしょうか?
「20A300V」と書いてあるのは、きっと中継配線用の定格でしょう。
細い「S字状」部分が何アンペアで切れるのか、はたして?
(結局、今回の夜警では新しい蛍光灯が電気屋さんから来た
ので、復活させたこれは使いませんでした。)
|
2009年12月30日 07時07分
|
記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/1831/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
そういえば,最近の器具類は,ヒューズが飛びません。いつだったかビデオ(VHS)デッキの中を開けたが,我々のジョーシキにある電源コードの近くに,それが見当たりませんでした。
部品の仕様が分かればと思って、これを検索してみたのですが、
見つけられませんでした。
DRIさんとこのACをリレーで短絡してヒューズを飛ばす保護方法も奇天烈です。