電池電圧チェッカーの部品を変更
仕事場でキットを頒布している「電池電圧チェッカー」、これの部品を一部変えます。
「できたと思ったのに... そうだ、Vref! - M S Technical Laboratory」で、話していた
のですが、
現5mmの樹脂スペーサを6mmのものにして、基板とケースの空間を1mm広くしよう
という目論見です。
電池ホルダー端子の配線スペースに少し余裕が生まれます。
しかし、ケース蓋との間隔が1mm狭くなるので、背の高い部品(電解コンデンサ)が
あたってしまうのです。
このため、低背タイプのコンデンサを入手しました。
まず、スペーサの違い。
右が現在の5mmで左が6mm。 6mmのものにするわけです。
手前の足2本が電池ホルダーの電極端子です。
足の長いほうが単3電池用。
そして電解コンデンサを低背タイプにします。
上二つが現在のもの。約11mmあります。
下が低背タイプの電解コンデンサ。
規格ではH=5mmですが、実際にはもう少しあります。
基板に実装するとこんな具合。
一番背の高い部品、これまでは電解コンデンサだったのがコイルになります。
この他に変える部品がビス。
余裕ができたので、電池ホルダーの固定に使っているタッピングビスの形状を
右側のものに変えます。
両方ともl=10mmで買っている皿ビスなのですが、左側の形のほうが若干
短いのです。
基板に実装した部品の足(ハンダ面)との接触を顧慮してこれまでは左側
のものを選んでいました。
もうひとつ変えるのが樹脂ビス。
現状l=4mmのを8本使っています。
ケース厚2mm、基板厚1.6mm、5mmスペーサで、計8.6mm。
樹脂ビス4mm×2で8mmとなりスペーサ内の空間は0.6mm。
今回、スペーサが6mmとなるので片方のビス(ケース上面用)の長さを
5mmにしてしっかりとめられるようにします。
4mmのもの4本で基板を固定、5mmの4本でケース表面を固定というふうになり
ます。
この手直しに伴って、7segLEDの表面が1mm奥に入っていまいます。
現状↓
新規↓
LED(LSHD-7501)のカタログを見ますと、表面高=6.09mmとなっていて、
スペーサ高(6mm)より少し大きいのです。
ですので、ケースに開ける窓は、現状通りLED3コの外径より大きくしておかな
ければなりません。
組み立て例で紹介していますように、スモークアクリル板をLED前面に取り付け
ると見栄えとともに視認性が良くなります。
◆試し組みした電池電圧チェッカー完成品を2台放出します。
今回の部品変更、確認のため2台組み立てました。これを頒布します。
価格と送付方法は前回(12月12日)と同じ8500円。
希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。
早い者勝ちじゃなくてしばらく待って抽選します。
※残数=0
またの機会にどうぞ。
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2010年1月13日 05時52分
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単3電池の使える使えないの仕分けに便利に使わせて
おります。非常に便利なものをありがとうございました〜。
電池ホルダーの爪、じゃまだと思いますので、適当に切ってください。