マンガン電池液漏れ
またまた遭遇。 単3マンガン電池の液漏れです。
昨日、自作ツールを使おうとしたら起動しない。「あれ?」です。
単3電池2本使用。
電池ボックスを開けてみたら、やられていました。
使用推奨期限が「2006年6月」。
2本とも同じロット。
東芝電池「KING POWER」。 made in JAPAN。
右側のほうがひどい。
左側のも漏れている。
右側電池が装着されていた電池ボックスのスプリング電極には「粉」がぁ。
アルコールを溶剤にして歯ブラシでゴシゴシ。
≪マンガン電池の構造≫を見て分かるように、内部の「汁」を封じ込めているパッキンは
プラス極側に付いています。
底=マイナス極からは、負極の亜鉛に穴が空開かないかぎり漏れてこないはず。
ですので、プラス側から漏れた「汁」が外装内部を伝ってきているんでしょうね。
この2本の電池、ほとんど消耗していませんでした。
2本とも、無負荷で1.55V。4.7Ω負荷で1.38Vでした。
液漏れがなければまだまだ使えるパワーを残しています。
アルカリ電池の液漏れに比べるとましですが、マンガン電池も油断なりません。
液漏れ保証をうたっていた昔に比べて、液漏れしやすくなったような気がします。
で、捨てるんだからと解体してみました。
まずは、ニッパを使って外装をはがします。
電池本体はフィルムに包まれています。
それをビリビルっと。
プラス極を引っ張ります。
お約束の炭素棒が見えてきます。
すっぽり抜けておしまい。
もっとひどい液漏れ跡が見つかるかと思いましたが、ぱっと見は異常なしです。
|
2010年3月25日 08時51分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・電池 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/1919/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません