訃報:母・下間美佐子
先月はじめより体調を崩し日赤病院に入院していた私の母「美佐子」が
今朝7時前、永眠しました。
昭和4年生まれ。満80歳でした。
お通夜が明日29日(月)の夕刻19時より。
葬儀が30日(火)、10時30分よりとりおこないます。
場所はガレージ近所の「中川西会館」。
14年前、肺ガン手術から生還した母。
ここ最近は不整脈と喘息があり、季節の変わり目などときどき風邪をひいて
寝込んでおりました。
先月はじめ「息が苦しい」ということで、近所のかかりつけの医者へ。
そしたら「肺に水が溜まっている」という診断で、そのまま日赤病院へ入院。
呼吸不全は直ったのですが、血液検査の数値がおかしい。
黄疸が出ているということで詳しく調べたら膵臓ガンが見つかったのです。
ガンが胆管を圧迫(あるいは浸潤)。
胆汁が流れなくなったために黄疸が出たのです。
この症状を改善するため、内視鏡を使って、胆管の先がある十二指腸から
ステントを挿入。
胆管を内側から広げて、胆汁が流れ出すような処置を受けたのです。
これで黄疸数値はいったん下がったのですが、数日してえらく発熱。
どこかで炎症が起こったようで、まずはこれを押さえなければと、処置が
行われました。
状態は徐々に改善し、2月末にはいったん自宅に帰れるかなという希望を
持っていたのですが、発熱と黄疸が落ち着きません。
発熱がやみ抗生剤の投与をやめるとまた発熱、という繰り返しで病院暮らしが
続きました。
26日(金)の夜までは意識があり会話もできたのですが、土曜日になると
会話できない状態になってしまいました。
呼びかけても応答がありません。
でも、不整脈があった彼女の心臓、しっかり働き続けたようで、比較的高い
血圧を維持していました。
そして日曜の早朝、だんだんと呼吸が浅くなり、眠るように逝ってしまいました。
胸に心電計電極、指先に血中酸素濃度計が取り付けられていて、呼吸停止と
ともに徐々に酸素濃度数値が低下。
それでもまだ心拍は出ています。
でも、しばらくすると心拍も停止。そして酸素濃度の表示が「−−」に…
母の死に立ち会ったわけですが、死の状態が数値として出てくる現代医療を
間近に見たのは初めてです。
ビーグル犬マロンといっしょに写っていた写真があったので、
紹介しておきます。
「食べてるもん、私にもおくれ〜!」っと叫んでいるマロン。
頭をなでられて、なんか、ちょっと納得〜。
(おまけ)
「まだ、おいしそうなんがある〜」という顔のマロン。
遺影にはこの写真を使いました。
撮り溜めていた写真からあれこれ候補を出したのですが、自然に微笑んで
いるこれが良いんじゃないかと、背景だけ加工して衣服はそのままに。
母の兄弟、男2人、女3人でして、その中の弟2人はすでに他界。
姉妹3人が残っていたのですが、母が欠けて姉妹2人になって
しまいました。
母の若い頃の写真は<ここ>。
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2010年3月28日 09時52分
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気つかってくれたのかな?
明日明後日お疲れでませんように
ご冥福をお祈りいたします
うちも2週間程になりますがやっと疲れが取れてきたところです。お疲れ出ませんように。
どうか、お疲れが出ませんように。
皆様のお力添え、感謝しております。