半過岩鼻
4月17・18日の長野県上田市行き、その帰り道で出くわした風景がこれ。
走行しているバスのガラス窓を通しての撮影だったので、色合いがおかくなっています。
上田市街から上田坂城バイパスを通って千曲川を渡り西岸に。
するとこんな山が見えてきたのです。
「なんか、穴が開いている!」
「採掘現場?」「落盤?」
バイパスは上の写真左下に見えているトンネル↓に続きます。
小高くなった山の上にはアンテナ塔。
桜も咲いていてどうやら公園らしいです。
問題はこの「穴」。
下に走っている道路(落石防護の構造物が見える)と比べてもすごく大きいです。
バスはどんどん進みますが、穴のそばには行かずトンネルへ。
これ、いったい何なのかと、大阪へ帰ってきてから調べてみました。
『半過岩鼻』という名の地質構造なんだそうです。
さて、読みは?「はんか」「はんすぎ」 なんて読むんでしょうね。
公園のある山のてっぺんまでの比高が100mばかし。
穴の大きさが40mほど。 巨大です。
穴ができた原因、大昔、ここに千曲川の流れがぶつかっていて、水流が岩を削り取った
と書いてあります。
なにやらすごい自然のチカラ。
『長野新幹線が上田の駅を通過した直後、左方の千曲川越しに「半過岩鼻」が見えてくる。』
なんて記述もありますので、見慣れた風景なのかもしれません。
≪場所はここ≫:Googleマップ
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2010年4月20日 14時52分
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以前はその岩鼻(同門?穴)の傍を道が通っていたんですが、
一般にはトンネルがj開通して通れなくなっています。
ちなみに山の上は千曲公園。桜など名所らしいです。(私は行ったことがありません。)
地元の人ではなんでもないこと、よそ者にはさっぱり、という場面に遭遇します。
ガレージ仲間では…「千曲川=せん まがり がわ」なんてこともありましたよ。
大阪城甲冑隊が乗馬体験した≪牧場≫、このすぐ北側、トンネルを抜けたところにありました。