クモと遊ぶ(?!)
石切の親父さん(女房の実家:次回ハイキングコースで通過する)の畑へ行くといろんな虫に出会えます。
できるだけ農薬を使わない、という方針で作物を育てていますので、キャベツや白菜など「虫を飼っているの?」という状態になってしまいます。
トウモロコシなどは空から鳥が狙うし、地下からはモグラがやってきます。
葉っぱに付いている虫を見つけると「ブチっ」っとつぶしたり、飼っているニワトリのエサに、ということでお持ち帰りしたりと、作物の管理、たいへんです。
畑にやってくる空飛ぶ虫を狙ってか、クモもたくさん巣をかけています。
りっぱな巣を見つけたので、葉っぱに付いていた虫を採ってきて、へばりつかせてみました。
そこそこのサイズの虫でしたが、落ちることなくクモの巣に引っかかりました。
すごい粘着力です。
その震動を感知したのか、巣の中央に陣取っていたクモが素早く虫のところにやってきました。
「せっかくの獲物、逃がさへんで!」と、えらい勢いです。
それからの様子を見ていますと、まず、虫の頭部を中心に糸を絡ませて動けないようにします。
そして、毒液でも注入したのでしょうか、虫が伸びておとなしくなってしまいました。
一瞬です。
↑↑
後で写真を見るとクモの尾部から針が出ているのが写っています。
虫が動かなくなったら、ひたすら糸を絡ませていました。
お尻りから出てくる糸を足を使って器用に操り、虫の身体に巻き付けます。
ぐるぐる巻きです。
これで納得ということになったのでしょう、虫をクモの巣の中央、自分の定位置まで運び上げ始めたのです。
それも、絡ませた糸を引っ張って、虫を移動させるのです。
とろとろした動きではなく、あっという間、一瞬です。
巣にひっついていた虫をいったん空中に外し、別の糸でぶら下げて引っ張り上げたのです。
巣の中央まで、一瞬の技でした。
↑↑
引っ張り上げに使った縦の糸が見えているでしょう。
※クモが嫌いな人、ごめんね。
嫌いなら嫌いで「キライや!」っとメッセージでも書き込んでくださいませ。
そういやクモのペイント色、「タイガース色」に見えないこともないですね。
それにしてもすごい配色ですね。
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2005年10月21日 06時31分
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すごい写真ですね!感激です。
子供にも見せてやりたいですね。
私は花屋さんで働いているので、虫とはお友達?です。
虫が多いので、蜘蛛の巣もすごいです(^▽^) ハッハッハ
でも、お客さんが引っ掛かるとまずいので蜘蛛の巣は取り払っています。
でも、きれ〜に作られた蜘蛛の巣は芸術ですよね♪
「クモも虫も大丈夫や」という人にはなかなか
巡り会えません。
うちの女房も「とんでもない!」のほうです。
グロ画像といえば、居酒屋ガレージ本店のほうで
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/hiroimono/yago.htm
「ヤゴ」の成長を記録しています。
このときは金魚が食われました。
そうそう。ブログは意見させていただきましたが岸和田の地車
を紹介されていますね。
こちら生野区にも小ぶりながら地車があります。
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=106387&key=821966&m=0
や
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=106387&key=1145181&m=0
で、紹介していますのでご覧ください。
23日(日)は「生野まつり」でして、生野区中の地車が集合します。
それに似てます。
(便乗して、今度BLOGネタにしよう)
手持ちでの撮影でしたので、なかなかしんどかったです。
「お尻から出た針!?」は、後から写真を見て気が付きました。