ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2010年11月04日(木)
LTC3400の特性
電池電圧チェッカー組み立てキットで使っているDCコンIC「LTC3400」
特性を調べてみました。
電池1本で3.3V100mAが引き出せるという性能がうたわれています。
どれだけ電池からエネルギーを搾り取れるか、というところが味噌でしょう。

コイルとコンデンサ、それに出力電圧を決める抵抗が2本。
これだけで動きます。


そして、このサンプル回路↓には出力ダイオードD1が記されています。

低電圧起動させるとき、これが効きます。
今回はこのダイオードを付けての実験です。
コイル=10uH、出力コンデンサ(C2)=10uF(OSコン)で行いました。



まず、出力3.3Vのときの特性。
負荷電流を変えながら、入力電圧を変化。
そのときの出力電圧と入力電流を測定しています。




1.1Vのラインがへんに曲がっているのは入力電流制限(1A)にかかったから。

電池電圧が1V以上あれば3.3V100mAは取れそうです。
ただ、そのとき電池には400mA以上の電流が流れますので、電池内部抵抗に
よるドロップとか、電池ホルダーの接触抵抗がきいてきます。


出力を5Vに設定するとこのようになります。




入力電圧が0.8Vだと、起動はするけど電流はとれず。
0.9Vになると20mAほど。
電圧が上がると、徐々に引き出せる電流が大きくなってきますが、
入力電流制限(1Aに設定)にひっかかって、電圧がドロップしています。



2010年11月4日 17時13分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/2165/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク