電子工学用計算尺
JA3ATJ先輩のブログ「ちかまの余談・誤談」で、計算尺と計算機(手回し)の話が盛り上がっていますのでガレージから迎撃させてもらいます。
故JA3FFX早川OMのところからやってきた、ヘンミの「NO.256」
電子工学用の計算尺です。
裏を返すと、こんな目盛りになっています。
LC共振回路の周波数・波長が求められます。
リアクタンスも出てくるのです。
ただ・・・説明書がないので、もっと込み入った使い方ができるのでしょうが、詳しい使用方法は分からずじまいです。
この計算尺、机の引き出しからすぐ出せるようにしてありまして、ちょっとしたCRタイミング回路やCRフィルタの定数計算のときの、概略値の変化を見るのに役立てています。
E12系列の抵抗やコンデンサから最適な値を選ぶのに使っています。
主は電卓ですが、あれこれ値の選定に悩むときに、便利です。
※「ちかまの余談・誤談」「計算尺で思い出すこと」
http://blog.zaq.ne.jp/ja3atj/article/292/
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計算尺のサイドには早川さんのコールサインがレタリングしてあります。
裏面の活用方法をマスターしなくちゃいけませんかな。
取説、どこかにあるかしら。ググってみます。
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2005年11月25日 18時01分
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・電子回路工作 |
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「ひゃーっ,この計算尺間違っているぅ」と職場で叫んだ女子社員がいましたね。「お前が使い方を知らんだけや」と言い返しましたが。
でも、私は使えません。実家の事務所に計算尺がまだ残っているとは思うのだけど。
父親は若い頃に現場で使っていたそうです。(若い頃は現場監督だったらしい。物心が付いたときにはすでに独立して今の設計事務所に。)
いろいろと概算で検討するのなら、電卓を叩くより計算尺の方が便利っぽく感じます。
学校で技術か数学の時間に計算尺を使った記憶があり、「けっこう便利かも」と思っていましたが、殆ど今や絶滅寸前ですよね。
ヘンミでは特殊計算尺を受けてくれるそうなので、自分だけのための計算尺をオーダーしそうになりました。あってどうすると言う訳でもないですけど(笑)。