ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2011年06月22日(水)
訃報:アナログの皇帝、逝く
「アナログの巨星が相次いで逝く」っと、ニュースに流れています。

昔から知っているのが「ナショセミ」の「ボブ・ピーズ」さん。
1990年頃の日経エレクトロニクス誌に「トラブル・シューティング」という
連載記事が載っていました。
記事の切り抜きをファイルしていたので引っ張り出してきました。
その時の写真が「アナログの皇帝」だったのです。


(日経エレキ no.497 1990年4月)

バンドギャップ(基準電圧)の皇帝は電源を従えています。


回路デバッグ中の写真もユーモラス。


(日経エレキ no.472 1989年5月)



(日経エレキ no.473 1989年5月)


(日経エレキ no.493 1990年2月)


何度読んでも勉強になる記事でした。
合掌…


※日経エレキ no.483 1989年10月 記事より

太陽電池の解説がありまして、その中にこんな文がありました。
『 …最も信頼性が悪いのは電池である。
電池はたとえ酷使しなくても、何回も放電されることを嫌う。
ついには充電できなくなってしまう。
 こんな場合に太陽エネルギの魅力は大きい。
太陽エネルギを用いた夜間照明はもっとすばらしい。
このことを覚えておいて欲しい。
太陽エネルギによる夜間照明に電池は要らない。
ただ1万2000マイルの延長コードが必要なだけだ。


夜の照明に地球の昼の側から電気を引っぱってくる…SFですなぁ。
クラークさんかパーネルさんか…ほか誰かも言っていたような。


※せっかくですんで日経エレクトロニクスの写真をもう少し。
 (クリックで拡大)




    ↑
  ヒートシンクって、エンジンのヘッドじゃありませんか!?













安らかに…




「愛車の1969年式フォルクスワーゲンで事故」との情報ですので、記事にあった
この写真の車かと想像しています。




※検索
追悼: ボブ・ピーズ - ナショナル セミコンダクター

アナログ技術者コミュニティに悲報、あのボブ・ピーズ氏が交通事故で死亡 - Electronics Pick-up by Akira Fukuda




2011年6月22日 13時01分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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Troubleshooting Analog Circuitsは愛読書です。お茶目で、すばらしい技術者でしたね。ご冥福をお祈りします。
2011年06月23日(木) 08:54 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
Troubleshooting Analog Circuits
本の表紙だけじゃなく、一部分の中身が出ています
日経エレキに連載されていたのと同じ図が見えます。
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