被写界深度比較
カシオのEX-ZR100とリコーのGX100、F値を変えたときの被写界深度
を比較してみました。
「絞り優先モード」にして撮影します。
ただ、ZR100に関しては絞りを開けるか絞るかの二つ。
それも、絞ったときはNDフィルタが入るような。
このあたりの挙動も気になったので、息子からちょいとカメラを
取り上げて実験です。
でも、ちょっと失敗。
カメラを三脚で固定したんですが、二つでレンズ位置が微妙に
異なるため(ズームしたらよけいに)、被写体までの距離が変化
しちゃいました。
ピントを狙った対象ブツの大きさが変わってしまいました。
この点、含めてご覧下さい。
まず、ZR100から。
ズーム位置は51mm (フィルム換算)
絞りをいちばん開けて。
【F=4.4】 (1/60秒)
【F=11.1】 (1/8秒)
次にズームを76mmに(フィルム換算)
【F=4.9】 (1/50秒)
【F=12.5】 (1/6秒)
ズームを変えて最小F値が変化するのは、絞りの制御じゃなく
レンズの明るさが変化するから。
絞りを細かく設定しようにも、ZR100ではこの二つしかできません。
4枚ともISO=800になってました。
次にGX100。
ズーム焦点距離はZR100と微妙に異なります。
(ステップズームにして設定)
ISO感度は4枚とも「154」になってました。
ズームを50mmに (フィルム換算)
【F=4.4】 (1/12秒)
【F=11.1】 (1/2秒)
次はズームを72mmに (フィルム換算)
【F=5.0】 (1/10秒)
【F=12.6】 (1/2秒)
GX100では、絞ったときの被写界深度が深くなっている
のがよくわかります。
ZR100でも変化はあるのですが、F値の変化に比べてボケ具合
の変化は大きくありません。
撮像素子が小さい分、最初から被写界深度が深いんだとも言える
でしょうか。
そして、GX100のレンズはもっと明るくて、ズーム50mmのときは
「F=3.5」、72mmのときは「4.4」が最小絞りとなります。
最広角24mmなら「F=2.5」。
ZR100は2560x1920で撮影。
その中央を1400x1920にトリミング。
その後、横320ドットにリサイズ。
GX100は2592x1944で撮影。
その中央を1418x1944にトリミング。
その後、横320ドットにリサイズ。
|
2011年11月2日 09時18分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・カメラ |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/2652/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません