ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2005年12月26日(月)
解剖
先日、どこやらの大学で死んだウサギを解剖して、それをブログで公開したので問題になった、ってな新聞記事(webのニュース)を読みました。
問題になったのが、どんなブログでどんな公開のしかただったのかは知らないのですが、いつも利用させてもらっている東成図書館にはこんな本が置いてあります。



『死物学の観察ノート/身近な哺乳類のプロファイリング』と『僕と僕らの博物誌/僕らが死体を拾うわけ』

両方の本とも「解剖の勧め」です。
右側の本には「死体にむらがるダニとたわむれニッコリ笑って皮をはぐ。ナベで煮出して骨を取り出す。死体を前に先生と生徒が繰り広げるとびきり愉快な物語…」っと表紙に文が並んでいます。

車にひかれて死んだタヌキや、イタチやモグラ、虫やカエルや貝を解剖して、内臓を調べて生前の食生活や、身を落として骨格標本まで作ってしまうというお話しです。

以前にも読んだことがあるのですが、今回の事件を知って、改めて借りてきて読んでみました。
とくに違和感を感じないのは、ひょっとすると「絵」にあるのかもしれません。
両方の本、解剖した対象やその結果の紹介は全部イラストなのです。
写真ではありません。精密に描かれたモノクロの手書きです。
写真と絵の違い、大きいのではないでしょうか。

※「死体はみんな生きている」(メアリーローチ)


HF電脳職人さん推薦のこの本、図書館からやってきました。
いやぁ、過激な本です。面白かった。
主にアメリカでの話ですが、死体がどのように「活用」されているかの実話です。
ガレージ常連の葬儀屋さんに読んでもらおうっと。

2005年12月26日 23時12分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/269/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
今の小学校の理科の授業では、フナやカエルの解剖はしないそうです。 生物の解剖はR15指定にでもしたいのでしょうかね。活きている事、死んだ後に単なる物体となる事、学ぶ事は多いと思うのですが。 最近読んだ死に関する本では『 死体はみんな生きている』メアリー・ローチ (著), 殿村 直子 (翻訳) が面白かったです。

2005年12月29日(木) 08:25 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
上の息子だったか、授業で「イカ」を解剖したっと言ってました。
私:「それって解剖やなくて料理やで。」
息子:『ウン。後で食べた。』
とのことでした。


2005年12月29日(木) 08:48 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
「死体はみんな生きている」を、図書館で予約しようとしたら(蔵書は確認できた)、インターネットによる予約冊数の制限いっぱいで予約できませんでした。
(インターネットでの予約は一人8冊までです)
現在予約している本が、どれか来てから次回に申し込んでみます。
図書館はすでに年末年始の休みに入っています。残念。
今は学校で解剖とかないんすね…

それよか生きてるカエルまで気持ち悪いとか謂う香具師までいるからな…
我々の世代、小学校でカエルやフナを解剖しましたからね。

息子の「イカの解剖」が笑わせてくれます。
それは「料理」だって。

理科室でなく、家庭科室が似合ってます。
いっそのこと、サンマの解剖とかカニの解剖とかにして、
あとの処理を楽しみにできるような材料を選ぶ方がよいか
もしれませんね。

ちゃんと、ご飯も炊いて。
2006年03月09日(木) 22:11 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)  コメント削除
「死体はみんな生きている」、面白かったです。
良い本を紹介していただきました。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク