解剖
先日、どこやらの大学で死んだウサギを解剖して、それをブログで公開したので問題になった、ってな新聞記事(webのニュース)を読みました。
問題になったのが、どんなブログでどんな公開のしかただったのかは知らないのですが、いつも利用させてもらっている東成図書館にはこんな本が置いてあります。
『死物学の観察ノート/身近な哺乳類のプロファイリング』と『僕と僕らの博物誌/僕らが死体を拾うわけ』
両方の本とも「解剖の勧め」です。
右側の本には「死体にむらがるダニとたわむれニッコリ笑って皮をはぐ。ナベで煮出して骨を取り出す。死体を前に先生と生徒が繰り広げるとびきり愉快な物語…」っと表紙に文が並んでいます。
車にひかれて死んだタヌキや、イタチやモグラ、虫やカエルや貝を解剖して、内臓を調べて生前の食生活や、身を落として骨格標本まで作ってしまうというお話しです。
以前にも読んだことがあるのですが、今回の事件を知って、改めて借りてきて読んでみました。
とくに違和感を感じないのは、ひょっとすると「絵」にあるのかもしれません。
両方の本、解剖した対象やその結果の紹介は全部イラストなのです。
写真ではありません。精密に描かれたモノクロの手書きです。
写真と絵の違い、大きいのではないでしょうか。
※「死体はみんな生きている」(メアリーローチ)
HF電脳職人さん推薦のこの本、図書館からやってきました。
いやぁ、過激な本です。面白かった。
主にアメリカでの話ですが、死体がどのように「活用」されているかの実話です。
ガレージ常連の葬儀屋さんに読んでもらおうっと。
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2005年12月26日 23時12分
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私:「それって解剖やなくて料理やで。」
息子:『ウン。後で食べた。』
とのことでした。
(インターネットでの予約は一人8冊までです)
現在予約している本が、どれか来てから次回に申し込んでみます。
図書館はすでに年末年始の休みに入っています。残念。
それよか生きてるカエルまで気持ち悪いとか謂う香具師までいるからな…
息子の「イカの解剖」が笑わせてくれます。
それは「料理」だって。
理科室でなく、家庭科室が似合ってます。
いっそのこと、サンマの解剖とかカニの解剖とかにして、
あとの処理を楽しみにできるような材料を選ぶ方がよいか
もしれませんね。
ちゃんと、ご飯も炊いて。
良い本を紹介していただきました。