ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2011年12月24日(土)
マルチバイブレータでピカピカ
クリスマス直前に女房からの修理依頼。
「ぬいぐるみのクリスマスツリーが光らない!」っと。



インバータIC 74HC04ひとつでマルチバイブレータ3回路を組み、
それで6個のLEDをピカピカしようという回路。
電池2本で、回路は「ぬいぐるみのツリー」の中に仕込んでいます。

トランジスタ技術1993年1月号に掲載されたものです。
  (クリックで拡大↓)




「電源スイッチをオンしても光らない」という症状。
安物の電池ボックスを疑ったのですが、違いました。
電源スイッチそのものの接触不良:オン抵抗の増大でした。
スイッチをグニグニすると動作することがあります。
テスターでチェックすると不安定に十Ω〜数十Ωの抵抗を示します。

使っていたスイッチは「日開」製のスライドスイッチ「SS-22」



2回路なのは特に意味が無く、たまたま手持ちだったから。

さっそく解体。



こんな具合になっています。
接点電極を挟み込む「∩」状の金具がスライドします。

接点の様子。


角度を変えて。


接点金属の表面酸化なんでしょうか?
まぁずいぶん使っているわけでして、しかたないかな〜。
手持ちの別のスイッチに交換して修理完了です。
なんとかクリスマスに間に合いました。




2011年12月24日 10時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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