マルチバイブレータでピカピカ
クリスマス直前に女房からの修理依頼。
「ぬいぐるみのクリスマスツリーが光らない!」っと。
インバータIC 74HC04ひとつでマルチバイブレータ3回路を組み、
それで6個のLEDをピカピカしようという回路。
電池2本で、回路は「ぬいぐるみのツリー」の中に仕込んでいます。
トランジスタ技術1993年1月号に掲載されたものです。
(クリックで拡大↓)
「電源スイッチをオンしても光らない」という症状。
安物の電池ボックスを疑ったのですが、違いました。
電源スイッチそのものの接触不良:オン抵抗の増大でした。
スイッチをグニグニすると動作することがあります。
テスターでチェックすると不安定に十Ω〜数十Ωの抵抗を示します。
使っていたスイッチは「日開」製のスライドスイッチ「SS-22」
2回路なのは特に意味が無く、たまたま手持ちだったから。
さっそく解体。
こんな具合になっています。
接点電極を挟み込む「∩」状の金具がスライドします。
接点の様子。
角度を変えて。
接点金属の表面酸化なんでしょうか?
まぁずいぶん使っているわけでして、しかたないかな〜。
手持ちの別のスイッチに交換して修理完了です。
なんとかクリスマスに間に合いました。
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2011年12月24日 10時14分
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