小川一水「こちら郵政省特配課」
上の息子(JJ3ENT)が押している作家、「小川一水」さんの近未来「SF」です。
正月休みに読む本として図書館から借りてきました。
マンガ本ぽい表紙ですが、小説です。
「郵便局が本気を出した! 特別配達課なる組織が、郵便物ならどんなものでもどこへでも、確実迅速、真心込めてお届けを」というSFです。
郵政民営化が決まった現在、近未来予想モノとしてはちょっと残念です。
行政が本気を出せば…という期待、現実世界ではありえないのですが、フィクションなら何でもあり!
続編の「追伸・こちら特別配達課」もお薦め!
「がんばれ郵便局!」と応援したくなる本です。
※小川一水さんのホームページ
http://homepage1.nifty.com/issui/
年代別の著作が紹介されています。
「特配」シリーズの2冊が合本になって出るそうです。
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2005年12月31日 23時55分
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おおむね現場の配達担当の人は熱血な人が多くてまじめな方々が多いのですが(ほとんどがゆうメイト)、いわゆる郵政局員(本務者)ほど絵に書いたような役人仕事が多く、傍から聞いているとそら恐ろしくなります。
ブログではあまりかけないネタも多いのでガレージにお邪魔したときにでもお話させていただきますので、ご容赦を。
郵政民営化の本質は単純に「民間で営業する」ではなく、国営であっても「民間の方法で営業する」のが正しい方向だとつくづく思います。
面白い秘話、お聞かせください。