PC-8201の水晶発振子
私のPC-8201、いっとき不調になったことがあります。
症状は「起動せず」。
原因を探ったところ、CPU 80C85のクロックが止まっていたのです。
電源供給は正常、リセットタイミングも異常なし。
オシロでCPUの信号を見ると、クロックが出ていませんでした。
水晶が発振していません。
水晶発振子は4.9152MHz。
これを新品に交換すると動き出したということがあったのです。
「PC-8201のROM」で、ごそごそしたとき「おかしかった水晶発振子」
を残してあることに気が付きました。
で、ほんとに発振しないのか別回路で試してみたのです。
やっぱりダメ。
発振しません。
PC-8201に付いていた時はこんな具合。
「X1」です。
ということで、解体してみました。
昔の水晶(FT243だっけ)はネジ止めでしたが、HC-6UやこのHC-49U
はシールされています。
外装金属をリューターで削りました。
ほれ、中はこんな具合↓
円盤状の「水晶」が出てきました。
「@字状」になった電極でささえられ、外からの振動を吸収するような
格好になっています。
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2012年2月2日 21時18分
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