伊太祈曽神社:おさる石
和歌山一泊旅行、伊太祈曽(いたきそ)駅そばの駐車場に車を置いて
パーク&ライドで貴志川線の一日乗車券を買いました。
貴志駅への電車待ちの間に訪れたのが駅の南側、徒歩5分くらいの
ところにある伊太祈曽神社。
「材木」関係の神様だそうです。
平日の昼間、小雨だったもんで境内には誰もいません。
静かな時が過ぎていました。
そう、「チェーンソー」による彫り物が展示されてました。
そしてその横に置かれていたのが「おさる石」。
ちょい拡大↓
「まぁ変わった形の石」というだけの印象ですが、この本に
紹介されていたのです。
★関西地学の旅(8)「巨石めぐり」。
なぜこの「おさる石」が巨石の仲間入りしたのかは不明。
この本には身の丈の何倍もあるような「巨大石」が出ています。
「おさる石」、本の中で一番小さいのじゃないでしょうか。
ただ、地質学的に見るときわだった特徴があるのだそうです。
この本には、そんなことも書かれています。
和歌山を通る中央構造線。
その南側にある「三波川帯」と呼ばれる地質構造。
その石なのだそうです。
結晶片岩で、緑色なんで緑泥片岩であると。
1億年ほど前の地殻変動で大きな圧力を受けてできあがった
そうな。
和歌山城の石垣にも多く使われているとか。
確かに板状の青や緑の石を見ました。
(この石の話、もうちょい続く)
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2012年5月14日 08時19分
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