鍵穴をスムーズに
「shirouの現実touhi[更新]」さんで、シリンダー錠の抜き差しをスムーズにする
方法が紹介されていました。
有名な「コンタクトZ」のリンク先もありますので、どうぞ。
で、私の仕事場にはこんなケミカル用品が置いてあります。
シリンダー錠にキーが入りにくいからと、同僚が買ってきたものです。
「鍵穴用粉末潤滑剤」と記されています。
主成分は、
「高純度窒化ホウ酸粉末(ボロンナイト)」と
シールに記されています。
噴射して噴射液が乾くとサラサラの粉が残ります。
ボロンナイトを検索すると
http://www.denka.co.jp/cgi-bin/product/showproduct.cgi?id=364
には、
『黒鉛に似た燐片状結晶構造を有する白色粉末で、
「白い黒鉛」とも呼ばれる化学的に安定な材料です。』
と書かれています。
さて、キーを挿すのが渋くなっていた仕事場のシリンダー錠、
結局、この潤滑剤では解決しませんでした。
差し込むキーとシリンダーの間が渋いのではなく、
シリンダー錠内部にあるスプリングのところが渋くなっていたのです。
シリンダーをドアから外して、シリコンスプレーをプシュ〜。
ボロンではなくシリコンで解決しました。
ボロン(ホウ素)というと、原発での中性子吸収材、ホウ酸は目の洗浄剤やゴキブリ団子と
いう知識しかありませんでしたが、潤滑剤としても身近で役立っているのですね。
ちょっと勉強・・・。
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2006年1月18日 14時41分
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http://stw.mext.go.jp/
から、元素周期表がダウンロードできます。一家に一枚周期表だそうですので、プリントアウトして会社に貼ってあります。
で、こいつの「ホウ素」の箇所で
「窒化ホウ素はダイヤモンドのように硬い」
へぇ。ですね。
同じくこのホウ素の説明を見るとこんな記載が、
耐熱性ガラスやガラス繊維
とある続きに・・・
ホウ酸だんご(ゴキブリがころり)
文部科学省、なかなかお茶目です。
カラーでプリントしたいところですが、A4では小さいです。
仕事場のA3プリンタはモノクロだし。
う〜む。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%9C%9F%E8%A1%A8