ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2012年10月01日(月)
「凍土の核」 …ボロン鋼球
またまた図書館にあった本、
豊田有恒&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.12..0l7j0i5.1873.1873.0.4136.1.1.0.0.0.0.330.330.3-1.1.0...0.0...1c.1.dLUZgqBCDx0&oq=凍土の核" target="_blank">「凍土の核」



息子(JJ3ENT)が、
  『おとん、またえらい古い本を借りてきてんな〜
   現実が本を追い越してまっせ〜』
なんて、評価を。
1994年の本です。
本の舞台となる北朝鮮、まだ金日成さんも金正日さんも生きています(笑)。
   ※金正日さん、なにやらいい人に描かれてます

で、ちょいとサイエンスがらみで面白かったのが東海村の「ガス冷却炉」
&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.12..0l7j0i5.1873.1873.0.4136.1.1.0.0.0.0.330.330.3-1.1.0...0.0...1c.1.dLUZgqBCDx0&oq=toukaidaiichi" target="_blank">東海第一原発のあれこれ。 

本の中ではこの原子炉はまだ稼働中。 (1998年に運転停止)
このタイプの炉、日本ではここだけなんです。
ここのベテラン運転員さんが、北朝鮮の同タイプの炉を救う話が本の主題
になっているのです。

で、この炉の非常停止装置に触れられています。
通常の制御棒挿入だけでなく、いざとなったら「ボロン:硼素」の球を炉内
に落とし込み、中性子を吸収してしまって炉を止めるなんてことが記されて
いるのです。
ボロン鋼球で検索するとでてきます。

「8万個」の球を「44の投入口」から放り込んで非常停止させるんだそうです。

でも詳細は不明。
現物は無理でしょうから図面か写真を見てみたい。

軽水冷却方式の炉とは違う、異端の炉なんで興味が湧きます。



2012年10月1日 11時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
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