サンハヤト「ICB-98」が廃番に!
またもや使いやすい電子回路部品(材料)が廃番になってしまいました。
※今日、部品屋さんに教えてもらいました。
手持ちのが少なくなったからと注文したら…
「え〜〜〜! なんで〜!」です。
「サンハヤト」のユニバーサル基板「ICB-98」。
全穴・紙エポキシ・ハンダメッキという製品です。
「ガラエポ」のは高価。
かといって「紙フェノール」は軟弱。
その中間の「紙エポ」が使いやすかったのです。
ハンダメッキのせいでRoHS指令対応の絡みで廃番に。とのことです。
代替品は同形状の「ICB-98FL」(フラックス仕上げ)となります。
フラックス仕上げ、いやなんです。
作業では何度も指先で触るのでフラックスがとれちゃいます。
年月が経つとフラックスのはげた部分の銅が変色。
PBフリーのハンダを使ったのもあるのですが、現在は「ガラエポ」
のみとなってまして、値が倍ほどします。
このユニバーサル基板、試作や実験、はたまた一品ものの製作に、ほんと
何枚使ったかわかりません。
PBフリーのハンダ仕上げ品を作っていただきたいところです。
ガラエポのPBフリー版が「ICB-98G-PbF」なんで、この型番は
「ICB-98-PbF」かな。
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2012年10月17日 17時39分
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私も良くお世話になった基板です。
生まれて初めてロジックICをいじりだしたのもこの基板でして、思い出のある基板でもあります。
ロジックだけでなくRF系(100MHz程度までですが。)でも結構使ってました。
部品の付け外しをしているとランドがすぐ剥がれて・・・泣き所でした。
最近は大物!を手がける事が減ってしまい、一回り(いや二回り?)小さいICB-88/288クラス(実際にはショップブランド?の類似品)を使用する事のほうが多くなっています。
だもんで、もったいなくてもこれを切って使ってます。
それがもうどうでもよくなりました(笑)。