テスターの電池が液漏れ
「サンワ」の小型針式テスター「GP-5」。
この中の電池が液漏れをおこしていました。
ガレージに常備してあるものじゃなくて、住んでる二階に
置いてあるテスターです。
昨晩のこと、正悟が使おうとして異変を発見。
引き出しの中に入れてあって、めったに使うものじゃないから
発見が遅れてしまったようです。
おそるおそる開封…
単3電池が1本。
抵抗レンジ用です。
長期間ほったらかしにする機器でのアルカリ電池使用は
覚悟がいります。
安心の「松下」製を使ってたわけですが、さすがにあき
ませんでした。
やはりマイナス極側からの漏れ。
液漏れする瞬間を見てみたいものです。
キレイな結晶。
この液漏れの怖いところ、浸透性が高いのでしょうか、
今回の例でもマイナス極側の配線に使われている緑色
リード線を伝って、電池と反対の端、基板側まで漏れの
被害が出ています。
こんな具合↓
これから電池端子やらの復元作業をしてみます。
お気に入りの小型テスターなもんで、あきらめるわけには
まいりません。
↓
修理完了!
今度はマンガン電池を装着。
・外した電池のマイナス側
・テスタのマイナス電極
※DAIさんからのリクエストにお答えして…
修理後のマイナス電極。
手元に置いてあった何かから外した「板電極」を適当に切って
曲げて、リード線をハンダしただけです。
元のはポイ。 こんなの復元不可です。
この作業より「怪しい結晶」を取り除くのに時間がかかりました。
アルコール(IPA)ではもうひとつだったんで、熱湯を使いました。
歯ブラシとつまようじの先でゴシゴシ。
部品の乗っていない裏蓋にも液漏れ痕がありましたので、これは
お湯で丸洗いです。
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2012年11月14日 08時31分
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ものは、扇風機のリモコン。
電池は中華製マンガン電池。
息子が進学のため家を出たのですが、
1年半後に気がつきました。
幸い、基板にまでは至らなかったので、
百均で売っていた携帯充電器から電池端子を取り出し、
成型して取り付けました。
ところで、修理完了後の写真が無いのですが。
是非みたいと思います。
やはりこのような方法しかないのですね。
ちょっと安心しました。
ただ、材質がわからないので、
切り口からさびが出てこないか心配です。
お湯、知識としては、化学に温度は重要な要因であることはわかっているのですが、
使っていませんでした。
これでは知らないのと同じですね。
覚えておきます。ありがとうございました。