ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2012年11月14日(水)
テスターの電池が液漏れ
「サンワ」の小型針式テスター「GP-5」。
この中の電池が液漏れをおこしていました。



ガレージに常備してあるものじゃなくて、住んでる二階に
置いてあるテスターです。
昨晩のこと、正悟が使おうとして異変を発見。
引き出しの中に入れてあって、めったに使うものじゃないから
発見が遅れてしまったようです。

おそるおそる開封…



単3電池が1本。
抵抗レンジ用です。

長期間ほったらかしにする機器でのアルカリ電池使用は
覚悟がいります。
安心の「松下」製を使ってたわけですが、さすがにあき
ませんでした。



やはりマイナス極側からの漏れ。
液漏れする瞬間を見てみたいものです。


キレイな結晶。



この液漏れの怖いところ、浸透性が高いのでしょうか、
今回の例でもマイナス極側の配線に使われている緑色
リード線を伝って、電池と反対の端、基板側まで漏れの
被害が出ています。

こんな具合↓



これから電池端子やらの復元作業をしてみます。
お気に入りの小型テスターなもんで、あきらめるわけには
まいりません。
   ↓
  修理完了!
今度はマンガン電池を装着。


・外した電池のマイナス側


・テスタのマイナス電極



※DAIさんからのリクエストにお答えして…
修理後のマイナス電極。



手元に置いてあった何かから外した「板電極」を適当に切って
曲げて、リード線をハンダしただけです。
元のはポイ。 こんなの復元不可です。

この作業より「怪しい結晶」を取り除くのに時間がかかりました。
アルコール(IPA)ではもうひとつだったんで、熱湯を使いました。
歯ブラシとつまようじの先でゴシゴシ。
部品の乗っていない裏蓋にも液漏れ痕がありましたので、これは
お湯で丸洗いです。




2012年11月14日 08時31分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電池 / ・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3153/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
私もこの夏、修理しました。
ものは、扇風機のリモコン。
電池は中華製マンガン電池。
息子が進学のため家を出たのですが、
1年半後に気がつきました。
幸い、基板にまでは至らなかったので、
百均で売っていた携帯充電器から電池端子を取り出し、
成型して取り付けました。

ところで、修理完了後の写真が無いのですが。
是非みたいと思います。
早速ありがとうございます。

やはりこのような方法しかないのですね。
ちょっと安心しました。
ただ、材質がわからないので、
切り口からさびが出てこないか心配です。

お湯、知識としては、化学に温度は重要な要因であることはわかっているのですが、
使っていませんでした。
これでは知らないのと同じですね。
覚えておきます。ありがとうございました。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク