ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2006年02月17日(金)
20年ぶりのテープ貼り
今でこそコンピュータでプリント基板を作りますが、昔は手作業で
テープやシールを貼ってプリント基板の版下を作っていました。

で、昨日のこと、30年近く前のプリント基板の予備品を作ってほしいという依頼があったのです。

現物の基板あり。
当時のテープ貼りレイアウトあり。
回路図あり。
(私が設計作業したものではありませんよ。
 よそのところのもの、他人の設計です。
 ですので、回路動作の評価はしません。
 ただ・・・リレー・コイルにサージ防止
 ダイオードは必須だろうと付加しました。)

ということだったのですが、同じ部品はもうありません。
抵抗など「500Ω」や「600Ω」です。
E24系列の数値にはない値です。
まぁ、近似値で良しです。

しかし、トランジスタを実装する部分、ECBの穴が三角になっています。
昔の2SB56の世界です。
「これはあかんなぁ」「せめて直線に」ということで貼ってあるテープを変更です。



方眼フィルムに倍寸でテープを貼ってあります。
基板屋さんはこれを縮小焼き付けして基板製作のフィルムを起こすのです。

もう20年ほどこんな作業をしていません。
テープ貼りの材料は当時のものをそのまま置いてあったので、
引っ張り出してきました。
いろんな幅のテープやランド、パーツのマーク(抵抗やコンデンサ、ダイオードなど)、文字やICパターンのシールもそろっています。



しかし、黒色テープの接着剤がダメになってました。
「カゼ引いとるがな」で、ぜんぜんくっつきません。



接着剤のノリが無くなっていて、パリパリと粉が落ちてきます。
しかし、赤色の直線貼り用テープは大丈夫でした。
まだくっつきます。

簡単な変更だったし、予算もないということなので、手での修正ということになりました。

もっと部品の多い両面基板だったら、CAD入力でっとなったでしょうね。
もう、手作業はいやです。

2006年2月17日 18時43分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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 懐かしいです。初めてアートワークをやらせてもらったとき、なんとか完成したのですが、板ができてびっくり。外形がちがっていてケースに入りませんでした。上司もチェックしてくれたのですが。
 イズミヤアイシーさんはいまでもテープを売っているようですね。
結婚するまえだから、やっぱり20年以上前になります。
shirouさんもテープ貼りをされてたのですね。
保存してあった材料、テープ類がほとんどペケになっていたのが
残念。
大丈夫そうな赤テープやランド、部品のシール類、状態は良くないですが、とりあえずまだ置いておきます。
必要なときはどうぞ言ってください。
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