地下鉄8号線「今里駅」見学会
すでに「JA3ATJ」さんや「なんぎ」さんのブログで紹介いただいていますが、18日(土)の夕刻に
大阪市営地下鉄の新線、地下鉄8号線の今里駅の工事見学会に行ってきました。
今里駅の名、説明会では「仮称」と付いておりました。完成時点で正式名称となるのでしょうね。
線路の名も、いつまでも8号線ではいけませんよね。
道路の名は今里筋。昔は森小路大和川線。
でも、地下鉄は大和川まで行かない!
何になるのでしょう。
地下鉄8号線の概要を見るには、ここ↓
http://www.kotsu.city.osaka.jp/information/work/sinsen/06.html
がよいでしょう。
当日もらったパンフレットがPDFであります。
そういや、JA3ATJさんが参加されたきっかけは、
JA1AVH/JH3BDBさんのブログでした。
8号線は、北から順に淀川、城北川、寝屋川、第二寝屋川と4つ川の下をくぐるので、線路の勾配が急だそうで、
「リニアモータ」式でないと坂を走れない、と説明がありました。
最深部地下30m以上。緑橋−鴫野−蒲生4丁目の間が急勾配だそうです。
リニアモータという説明を聞いて、「浮くのん?」っというひそひそ話が聞こえておりました。
8号線の今里駅は、現在の千日前線の今里駅、今里交差点の北側にありまして、東成消防署のあたりです。
入り口付近もまだまだ工事中でして、コンクリートむき出し、電線は引っ張りっぱなしです。仮設トイレしか使えません。
下の写真が、千日前線今里駅への連絡通路を工事しているところ
でして、コンクリートを流す前の状態を見せてもらいました。
床は鉄筋丸出し。頭上には横壁の土圧を支えるH鋼が。
まだ工事の真っ最中ですので、あちこちにこんな注意札が付けてあります。
「開口部注意」は、「もう落ちてますがな」「注意しても遅いわなぁ」っと、ちゃちゃを入れる声が聞こえておりました。
いやはや、ほんまに大阪ですわ。
ちょっとしたもんでも必ず声を出してつっこみします。
地域の人や子供たち、総勢50名ばかりが参加。
地下鉄建設に関する質疑応答では、するどい質問が飛び出しておりました。
実は、大阪市交通局ではこんな催し↓
http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/kotsu_b/17/tonnel_walk/tonnel_walk.html
を企画していたのです。
問い合わせたのですが、残念ながら、地域をあげて大勢での参加は認めてもらえませんでした。
そのかわりにということで、近所にできる新駅工事の見学会となったのです。
で、なんやかんやで、午後5時頃に終了。
いったんガレージ近くの公園まで戻ってきてから解散となったわけですが、
さぁてそこからスタッフのお疲れさん会の開始です。
「これ楽しみにイベントやってるんやろ」とよく言われますが・・・そのとおりです。
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2006年2月21日 09時24分
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コメント(3) |
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・青少年指導員 |
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大阪市交通局も意気なはからいだったんですねぇ
交渉はスムーズでしたか?
建設工事は赤字、営業開始後も赤字が確定の路線を建設する大阪市は太っ腹です
もっとも、大阪市街を放射状に路線がありますが、環状鉄道の発想がなかったのも事実
車両道路はすでに大阪府や近畿圏を環状しています
地下シールド工事は10年前(1996年7月)7号線工事に参加していました(画像は後日掲載予定)
担当者との顔合わせに森ノ宮の現場事務所へ一回行ったきりで、あとはメールと電話でやりとり。
貴重な体験をさせてもらって、感謝しています。
そうですか、地下鉄工事に関係されていたのですね。
青指メンバーにも、シールドマシンを作った会社の社員(部門は異なりますが)がおりまして、「これうちの機械」っとニコニコしながら話をしておりました。
線路にまつわる話と言えば、昔むかし。
学生時代のアルバイトで国鉄・桜井線/奈良線の電化工事現地測量のアルバイトをしたことがあります。
ディーゼル列車がトイレをまき散らしながら通過していくのには、まいったしておりました。
来年春のハイキングは、この地下鉄に乗って、というコースを考えなくてはなりませんね。
楽しみです。