できるかな? 白色LEDの輝度劣化をとらえる #6
白色LEDの劣化、発光体が原因なのか蛍光体なのか? この区分けに
役立ちそうなデータがありました。
日亜化学の資料から「発光スペクトル」をピックアップします。
(1)まず白色のNSPW500DS。
460nm付近の青色光が発光体が出す光線なのでしょう。
そこから、波長の長いほうになだらかにスペクトルが出ています。
(2)続いて電球色のNSPL500DS。
白色とはスペクトルのスパンが違いますが、やはり460nmあたりにピークが現れています。
(3)そして青色のNSPB500AS。
これが「青色」の元。 465nm。
これらのスペクトルから、白色、電球色とも「青色LED」で蛍光体を光らせて
いるという推測ができます。 (あちこちにある原理の解説どうり)
kitamuramasaさんが「蛍光体が原因だと色目が変わる」とコメントされて
いました。
劣化後、青っぽくになったということは感じませんので、発光体であるLED
の輝度が落ちてくるんじゃないかと考えられます。
ということで、「青色LEDの劣化を調べてみる必要がある」ということになり
そうです。
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2013年1月11日 09時50分
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If 長時間点灯品 比較用
20mA 3.12V 3.28V
10mA 3.03V 3.13V
5mA 2.93V 3.00V
(暗くなったほう)
わずかですが、Vfが低下しています。
ただ、連続通電前がどうだったかの記録は残していませんでした。