「もんじゅ」無期限停止に
ニュースになっていますね。
原子炉のラスボス「もんじゅ」。
『機器の点検放置で無期限停止命令』
何がどうなのっと検索してみますと、こんなのが↓
・原子力科学技術委員会 もんじゅ研究計画作業部会(第7回) 議事録:文部科学省
この下の方に、
経緯を言いますと、最初は一つの検出器について、
途中段階で変更がされたということが9月に分かりましたので、
これを水平展開して、全ての機器において再確認をいたしました。
その結果を11月27日に報告したわけですが、一万点にわたる機器
の不備があったということで、点検時期の延長あるいは点検間隔の
変更を行うという手続がなされてなかった。
機器数でいきますと4万点ございます。
計測機器ですと、センサー部があり、電送部分があり、表示部分
があり、それぞれが部分部分で一つの機器に数えています。
その機器についても、外観、絶縁、性能について点検の項目自体
も分かれています。
4年間にわたってみますと、データの数は、例えば4万×3×4と
いう40万以上のデータを調べたわけです。
その結果、1万以上ということになりました。
この直後に保安検査を受けていて、検査官から実際のエビ
デンスの照合等を求められましたが、十分に対応できなかった
ということで、12月12日に保安規定違反を指摘され、二つ
の措置命令を頂きました。
機器の健常性担保の書類審査が×だったということの
ようです。
単なる発電ということではなく、核燃料サイクルが絡みます。
やっぱ「もんじゅ」は止めてもらうほうが安心です。
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2013年5月13日 08時53分
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・サイエンス |
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