「女王陛下のひかり号」
ネットで調べものをしていたら、どんどん深みに…
で、ちょいと立ち寄ったのが「失敗学」。
そして、そこから先が「失敗学批判」。
『ほ〜、こんな意見もあるんだ』と見ていましたら、こんなページに。
「桜井淳 発言研究まとめ@Wiki」
『わはは。とんでもさん登場か。』
その中にちょいと感激エピソードが紹介されてました。
以下、引用。
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ATCによって「速度超過をしないように機械側で制御」
されているのは事実だが、制御の裁量の中で運転士は天
候・乗客の多い少ない・昇降に手間取って停車時間が延
びる等の不確定要素を、自らの腕によってコントロール
している。
その結果が、平成16年度で1列車あたりの平均遅れ時
間0.1分(6秒!)という凄まじいスコアなのだが。
そして、その最たる物が、このタイトル「女王陛下の
ひかり号」である。
「弾丸列車」から「シンデレラ」まで 写真で見る
新幹線の30年/大丸東京店
1994.10.01 読売新聞東京朝刊
(略)
JR東海はまた、展示に合わせ、この三十年の中
で拾った「新幹線こぼれ話五編」をまとめた。
ひとつは、昭和五十年に来日中のエリザベス女王
が「新幹線は時計より正確」と言って名古屋から乗
り込んだ時のエピソードで、名古屋着が大雨の影響
で二分遅れていたが、ATC作動ぎりぎりの二百九
キロで走行を続け、東京駅に定時到着し、威信を
守った運転士の腕を「女王陛下のひかり号」として
まとめた。
この当時は、時速210キロに入ったらATC作動するよ
うになっていた。作動すれば、常用最大ブレーキがかかっ
てしまい、遅れの回復がさらに難しくなる条件を、運転士
の腕でクリアしたまさに神業といえよう。
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新幹線も女王陛下もかっこいいぞ〜。
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2013年7月24日 15時22分
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