マロンに破壊されたヒゲソリ(ES1950)の内部構造
マロンがかじってバラバラにしたヒゲソリ、SEIKOのES1950という型名です。
ACアダプタによる充電式で水洗いOKというものです。
その防水構造が気になっていたので、マロンの後を引き継いで構造を調べてみることにしました。
歯では開けられませんので、ネジ回しを使います。
まず、外部電源コードの接続部分とケース底面の具合です。
パッキンとOリングで防水しているのが分かります。
マロンが破壊した可動部分(http://blog.zaq.ne.jp/res/igarage/images/article615.jpg)は四角いゴムで防水していました。
この底面から、内部電気回路と電池にモータが引き出せます。
電池は単3タイプのニッカド電池が2本。
タブ端子が付いている三洋製の電池で600mAhのものでした。
左側の四角く見える金属物はモータの外装です。
裏には電子回路が載った基板があります。
右上方の8ピンSOP-ICはLM555。タイマーICですね。
基板をひっくり返すとマイコンらしきICが見えます。
東芝のかな?
詳細は不明。
紫色のコンデンサは「OSコン」。
手前の「NTC」とシルクが記されたガラス製の部品は、電池の温度を検出するサーミスタでしょう。
電池に接着されていたようで、電池と基板を分離させる時、割ってしまったようです。
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2006年4月2日 18時26分
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最近、電池がくたびれてきて、自分で交換しようかと考えていた矢先でした。普通の単三相当の大きさでしょうか?
で、この2本の電池、もう不要ですのでお送りしましょうか?
まずは、生死を確かめてみます・・・
パッキンやOリングもいっしょにね。
送り先をメールしておいてください。
ヒゲソリから電池を外す時、作業に要注意。
サーミスタを電池にシリコンゴムか何かで接着してあります。
気が付かず、こちらでは割ってしまいました。
バッテリですが、0.2Aで3時間ほど充電したあと放電するとこんな特性でした。(1Ωの定抵抗放電)
Bat-V Bat1 Bat2
1.30V 0 0
1.29V 0 0
1.28V 0 1
1.27V 1 1
1.26V 1 1
1.25V 2 2
1.24V 3 3
1.23V 4 4
1.22V 5 6
1.21V 7 8
1.20V 11 12
1.19V 13 14
1.18V 15 16
1.17V 17 17
1.16V 18 18
1.15V 19 18
1.14V 19 19
1.13V 20 19
1.12V 20 20
1.00V 21 20