25年前の単2カドニカ電池 #3
25年前の単2カドニカ電池 #2の続き。
内部抵抗が「3mΩ」だった電池の状態です。
充電は120mAでゆっくりと。 (定格は1800mAh)
4回充放電した結果です。
(クリックで拡大↓)
最初の1回目はおおっという感じだったのですが、
徐々に保持するエネルギーが減ってきました。
放電電流が「1A」と大きいので無理がかかっているのかな
と、まだ発掘電池があるんで、次の電池は「0.2A」の放電
で試してみることにします。
さて、どうなりますか…
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2013年10月16日 17時55分
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(無責任な発言と重々承知した上で)どうせなら放電の終端電位を0.7V以下にしてメモリ効果ではない(逆にメモリ効果であった)ことも確認してみてはどうでしょうか。 浜井
継ぎ足し充電の繰り返しでおこるのです。
この実験をどうぞ↓
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/dimage/newbat.htm#TUGITASHI
1Vまで放電すればメモリ効果はおこりません。
今回は長期間眠っていた電池です。
メモリ効果じゃなく、電池の寿命に活性の問題かと。
0.8Vへの放電は行ってみましたが、1.0Vからすっと電圧が落ちるだけ。
その後の充電・放電が改善されることはありませんでした。
>継ぎ足し充電の繰り返しでおこるのです。
>1Vまで放電すればメモリ効果はおこりません。
確かに普通はそうです。
でも今回は普通ではないと感じていたからで、勘違いではありません。
例えば軽い充放電を10回くり返したら見かけの容量が不足する現象が現れた場合、10回目のこの状態をメモリ効果と呼ぶと考えてる方が多く、一般的にはこれで通用します。
でも、少し考えれば変ではありませんか。
なぜならこの時、9回目までは電池の内部に何も生じておらず、10回目で突然にメモリ効果が現れたのでしょうか。
そうではないですよね。何らかの原因が蓄積して、たまたま10回目にメモリ効果が顕在化したと考えるのが最も合理的です。この何らかの原因を何と呼ぶかと言えば、これこそが元々のメモリ効果なのです。
つまりメモリ効果には、継ぎ足し充電の繰り返しで起こる見かけの容量が不足する現象を言う場合と、継ぎ足し充電の電位を記憶する事を言う場合の二つがあるわけです。(メモリは記憶する意味ですから本家は後者です)
ですから、メモリ効果は、継ぎ足しする度に程度の差はあるけれど必ず起こっていて、ただそれが顕在化するか、潜在的なまま蓄積されるか、に分類されるだけということになります。
従って、理論上は1回継ぎ足し充電でも見かけの容量が不足する現象としてのメモリ効果が起こりえると言う事になります。(現実には有り得ないことだとは思いますが)
そこでグラフを見てみると、
「カドニカ」の減衰ラインは最初の減衰から安定期になったときは公称の1.2Vではなく1.1Vになっている。このような場合のグラフは元々のグラフを差の0.1Vシフトした形に成り易いこと。
それに1.1Vから1.0Vに低下する時間は30分以上も掛かっています。それに加えて、1800mAhの容量を1Aで放電させれば、理論的には108分に相当します。グラフでは72分程度で止めていますから後30分ほど残る計算です。
つまりこの状況で1Vなら十分にリフレッシュされたと断定するのは無理があると感じたのです。言い換えれば、仮に「カドニカ」のリフレッシュに必要な電位が0.9Vにシフトしていたら1Vで継ぎ足し充電をしてメモリ効果を起こさせている事になるのではないかと思うのですが如何でしょうか。
でもまあ、0.8Vまで行なって何も起こっていないことが判明していますからお手数をお掛けしましたという事になると思います。 浜井
たまたま見つけだした電池を充放電しただけです。
その電池に対して正常電池で生じるメモリ効果の話を当てはめるのは
ちょいと無理があるでしょう。
電池容量もどうなっているのか、外観からはわかりません。
定格での話はかわいそう。
劣化した電池の放電維持電圧、落ちるのはあたりまえですよね。
それと、メモリ効果、10回目で起こるって話はどこから?
私のこの実験↓ですか?
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/dimage/newbat.htm#TUGITASHI
たまたま10回繰り返したということです。
その途中の放電グラフも出しています。
1.15V停止だとわからないくらい。
60分停止だと数回目からあやしくなってますかな。
10回目で起きるなんて言ってませんよ。
(どこかに書いてある?)
何回継ぎ足しする、 あるいは何ボルトまでの放電で、
何分の放電時間で… 変化させるパラメータは
いっぱいあります。
そう、電池の充放電実験、むちゃ時間がかかるんですから。
あんまし無理言わないで。
実験を続けてる間に季節が変わり、周囲温度が変わってきます。
充電完了後から放電開始までの時間も、そんなうまいこと
管理できませんので。
寝てる間に充電完了なんてことになりますんで。
そうそうメモリ効果という言葉の由来、こんなことが記されています。
『電池が浅い深度の放電を受けた経歴を記憶(メモリー)
していることから、この現象をメモリー効果現象と呼んで
います。』
http://www.baysun.net/ionbattery_story/lithium12.html
ここに原因(推測)も書かれています。
なんならお送りしましょうか?
そちらで思うように料理してくださいよ。
未放電のが2本あったかな。
(生きているか確認のため充電はちょびっとした)
※運賃はくださいね。
> でも、少し考えれば変ではありませんか。
と、言われているし。
> つまりメモリ効果には、継ぎ足し充電の繰り返
> しで起こる見かけの容量が不足する現象を言う場合と …(1)
> 継ぎ足し充電の電位を記憶する事を言う場合の二つが
> あるわけです。
> (メモリは記憶する意味ですから本家は後者です) …(2)
(1)はハイ。 そうですね、です。
ところが(2)。
「継ぎ足し充電の電位を記憶する」ってほんとですか?
どこかにこれを書いた説明や検証データはありますか?
↑探したら書いてたね
> 9回目までは電池の内部に何も生じておらず、
> 10回目で突然にメモリ効果が現れたのでしょうか。
私の実験結果への問いかけですね。
10回目に放電しましたが、60分停止のグラフを順に見ていくと
数回目以降グラフが怪しくなってます。
でも、ここで1Vまでの放電をしてしまったら、10回目の追跡は
できませんよね。
最初からやり直し。
> そうではないですよね。何らかの原因が蓄積して、たまた
> ま10回目にメモリ効果が顕在化したと考えるのが最も合
> 理的です。
合理的もなにも、継ぎ足し充電して10回目に放電すると
決めたのはこの「私」ですんで。
1.15V放電停止10回では顕著なメモリ効果は出ませんでした。
で、60分停止10回という条件で実験を開始したんです。
「10回目に出た!」なんて、途中のグラフからはわからない
でしょ。
これの根拠は?
ご自身の実体験ですか?
こんな事がおこるよという記述や実験データどこかに
ありますか?
それとも単にあなたの推測ですか?
推測じゃなく、「0.1Vシフトするんだ」っという体験談(実験データ)を
見てみたい。
劣化したかなぁという電池、深放電で回復するかなっと試したことは
ありますが、生き返りはしませんでしたんでね。
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/dimage/newbat2.htm#HR3SD2
10回に拘っているようですが、冷静になって、もう一度私の文章を読み直せば回数は全く関係なく、要はメモリ効果が顕在化したときと顕在化する直前のと言う意味でしかなかったことが分かると思うのですが。
また0.1Vシフトの件は内部抵抗あるいは接触抵抗が増加したと考えるだけですから、根拠も何も、電気回路の知識があれば分る話なので、冷静さを欠いて見えなくなっているだけですよね?
もし、納得がいかない、あるいは見てみたければ、1A放電させるときに内部抵抗の増加に見立てた0.1Ωを接続して放電特性を取れば、0.1Vシフトしたグラフが容易に得られます。お確かめ下さい。(内部抵抗に見立てていますから測定する電圧位置は間違えないで下さい)
現実論をぶちまけたり、人の粗を探したりしても何も変わりませんよ。要は、
間違っていたわけではなく、より正確な知識が得られただけなのだと、
気持ちを切り替えたらどうでしょうか。 浜井
> え〜っと。困ったなぁ。
と、言われても・・・
> 10回に拘っているようですが
「10回」を出したのは「あなた」ですよ。
本実験の結果公開で私は「メモリ効果」の話はしていません
よね。
「冷静になって」 って、私はあなたのコメントに対し、
要約すれば、
「ちょっと待て、メモリ効果とちゃうやろ。 単に劣化だろ」
っと、言っただけですよ。
「理論上は1回継ぎ足し充電でも・・」と書いたのはあなた。
わたしはそんなんじゃないやろと、あれこれ言っただけ。
で、あとから「0.1Vシフトの件は内部抵抗あるいは接触抵抗
が増加した・・」なんて、話しが出てきました。
「冷静さを欠いて見えなくなっているだけですよね?」
って、わたしの今回の実験、最初から見てくださいね。
・内部抵抗:3mΩの電池があった (1kHz交流定電流測定)
・接触抵抗:プラス側マイナス側とも1mΩ以下
これは私が確かめた値。
さて、0.1Vの電圧降下が生じるには1Aで100mΩ。
あなたが推論する「内部抵抗+接触抵抗」はどこへ?
電圧ドロップは単純に永眠電池の起電力不足じゃないかな?
最初からそう、今回の実験は「現役電池」の話じゃなく、
25年間眠っていた電池の話なんです。
「現実論をぶちまけたり、人の粗を探したりしても何も変わり
ませんよ」
はい。 そのとおり。
25年間眠っていた電池が「どうなんや?」っと私が実験したのが
発端でしょ。 これは現実よね。
25年ぶりに充放電した「カドニカ電池」が、どや?
っという、ある意味自慢話(サンヨーさんの)。
そんな電池と現役電池の状態と比較するのはかわいそうでしょ。
25年永眠電池の「現実」と「粗」なんて世の中にあるのかなぁ?
(あったらスゴイ。 教えてね)
言葉じゃないでしょ。
> 「気持ちを切り替えたらどうでしょうか」
これ以上の話は、あなたが実行して追試して結果を
出してね。
実験してもらえる電池はありますよ。
わたしゃ、たまたま25年永眠電池を見つけて、それを
充電して放電しただけ。
25年眠っていて、これだけエネルギを溜めれる能力が残って
いたって、ある意味すごいかなって思うんですよ。
私はそのデータを出しただけです。
充放電50回行かずにヘタる21世紀の電池もあったんですから。
でも、残念だけど、充放電を繰り返すとダメだったというのが
今回の結果。
ただ、1A放電じゃなくもっと小さな電流だったらどう?という
ので継続実験しています。 (してるんだからね)
せっかく私のこのブログ記事であなたに出会えたんですから、
できでばあなたにも実験の継続に参加してもらいたいですが、
いかが?
劣化しかけ(寿命末期)の充電池って、メモリ効果が出るのかな?
内部抵抗の増大や放電能力の劣化により放電時電圧がずいぶ
ん低くなります。
急速充電による充電状態も、元気な頃にくらべて不安定。
こんな電池の「メモリ効果」ってどうなんでしょうね?
1回継ぎ足し充電でも見かけの容量が不足する現象としてのメモリ効果が起こりえると言う事を認めるか否かで、私は認めるが、貴方は認めない或いは認めたくないか態度を保留している。
と言う事に尽きるわけです。したがってこれ以上は意味がないのでやめます。
ただ、
「自らの善意で成り立っているブログがあり、そこから自分は多くの情報を得て日々の活力にしている。もしそのブログの手伝いが少しでも出来たなら僥倖ではないか。それによって社会がより良い方向に進んでくれたならなお言うことはない。その為だったら、自分の持つ知識や能力を発揮すべきではないか。」そう思う自分がいます。
その一方で
「折角教えてやったのに、何様だぁ。てめえの方がもの知らねえくせに人に説教こいてんじゃねえ。」と思う不遜な自分がいます。
その他にも「色々な自分」がいますが、今までに書いた自分のコメントを読み返して見れば、今回は2番目の自分が強く主張している事は明らかです。済みません。貴方のプライドを傷つけることが私の本意ではありません
そして、なんだかんだ言っても結局は自身の知識欲を満たすために無理を言って、実験を行なってもらったのだから、まず何はさて置き、労をねぎらい感謝すべきであって、自分が馬鹿にされたと感じるより先に行うことでした。
この部分での配慮が著しく欠けていたのは確かです。したがってこの点に付いては大変申し訳ありませんでした。遅くなりましたが、
多くの時間とお手間を取らせて検証して頂き、有難うございました。m(__)m 浜井
では、私からはこの言葉で締めます。
ぐじゃぐじゃ言わんと、自分で実験してみたらいかが?
そしたら、データとして結果が出るでしょ。
私としては・・・ 勝手に謝られても困ります。
ご自身の心の動きを書かれても困りまます。
それは、私の知ったことじゃありませんし。
私は私のやりかたで。
あなたはあなたのやりかたで。
しかしねぇ、この電池は現実に存在するんですよ。
私のプライドもなにも、実在するこの電池に対して悪意は
ないわけでして。
こんなコメントを記す時間があるなら、あなたが実験を!
あなたのメモリ効果をデータで証明してみたら。
というのを最後に書いておきます。