車載用電子回路の修理で
車を動かすのに致命的な部品じゃありませんが、
車載用電子回路の修理を頼まれました。
ずいぶん年代もん。
片面基板でディスクリート部品。
車載用ということなんでしょ、部品面もハンダ面も
ガチガチにコーティング。
何の樹脂かな。
固い。 エポキシかな?
とりあえず致命的に悪いパーツは見つけだしたんですが、
(0.022uFフィルムコンデンサの短絡だった ←これも驚き!)
まだ不安定。
(全く動かない → 動くときもある+ダメなときもある)
コーティングしてあるんで、オシロやテスターを当てるにも不便。
部品面は厚くコートされているので、触れません。
で、基板を顕微鏡でながめていたらこんなハンダ付けを発見。
これって、リードが浮いているかな?
何カ所もあります。
昔の機械なんで鉛フリーハンダじゃなく普通の共晶ハンダ。
これから再ハンダして様子をみます。
はてさて。
★この写真以外にも、何カ所かハンダ付けをやり直したら
治療できたようです。
これからケースに組み込んで確認です。
うまいこといけよ〜〜。
★アウトだったフィルムコンデンサ↓
これはどこのメーカー?
緑色は最初か緑だったのか、それとも異常で緑になったのか?
基板上、これ以外のフィルムコンは473と104。
他のと記号が違うのでメーカーが違うもよう。
★部品面側の様子
中央、コーティングを削ってあるのがNGだったコンデンサ
を交換した跡。
カッターでゴリゴリしてもうまくいかないんで、
ハンダゴテの先で加熱(樹脂溶かし専用のコテを置いてある)
してからピンセットでもってグニグニと。
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2013年10月26日 10時51分
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ヒューミシールっていう塗装ではないのですね。
自動車生産ライン製造の仕事で塗装と言うよりドブ漬けにして感想炉二入れる設備を見たことがあります。それよりも硬そうですね
これで、何かわかりますかな?