ラジオの発電機
4月20日の記事今日の製作物のラジオ、その発電機部分です。
このハンドルを右回転すれば、ギアを介してラジオ内部のモーターが発電機となって回り、直流が生じます。
その電気を単3タイプのニッカド電池2本に充電するのです。
電流値を測定してみましたが、ふつうに100rpmくらいで回すと0.1A、ちょっとチカラをいれて回しても0.2Aくらいでした。
電池の容量を500mAhとするとフル充電にはざっと5時間。
そんなに回すのイヤです。
このラジオの中に発電機として入っているのは、ふつうの直流モータのようです。
残念ですが、発電しながらラジオは聞けません。
スピーカーから音は出るのですが、増速ギアの音がうるさくって、スピーカーの音声出力が騒音に負けてしまうのです。
別のキットに使われていた(らしい)発電機(↓下の写真)は、どうやら3相発電機になっているようで、ダイオードが6つ付いています。
コイルが固定されていて、円形の磁石が回ります。
これで、単3ニッカド(2本)を充電すると、ゆっくり回して0.2A、チカラをいれて回すと0.3A程度になります。
もっと早く回したくても、ハンドルにかかる負荷が重くなって、高速回転できません。
60rpmくらいがやっとです。
このチカラのかかり具合は、「おっ、発電しているゾッ!」という感じです。
こちらのほうがしっかり造られているようで、ギアの騒音は静かですし、高級感があります。
これを部品として使って、発電機を造りたいところですが、何に応用しましょうか。
アマチュア無線で使う、小さな無線機なんか、面白そうなのですが。
下は、この発電機付きラジオの回路図です。
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2005年4月23日 20時09分
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