jpeg写真のブロックノイズ
昨晩、自宅2階にある息子どもが使っているPCをあれこれさわっていました。
このPCのディスプレイは17インチの液晶です。
日常私が使っているのは、ガレージのPCも仕事場のPCもCRTディスプレイなのです。
このブログで紹介している写真、息子のPCの液晶画面で見るとずいぶんきたなく見えるのにちょっとびっくりしました。
いわゆるjpeg圧縮のブロックノイズがCRTで見ているより目立つのです。
写真のトリミングやリサイズはフリーソフトの「VIX」を使用しています。
加工した写真をjpegファイルとしてセーブするときは「画像は大きめにしておくがjpeg圧縮をちょっときつくしてファイルサイズを小さく」という方針です。
VIXの設定で「画質70〜80」まで上げると高品質になるのは分かっているのですが、どうしてもファイルが大きくなります。
そこで、ブログで使う写真は「画質30」くらいを使っています。
常用しているCRTでは、このくらいの設定でもそれほどひどいブロックノイズではないと思っていたのです。
それが液晶で見ると「ありゃま」です。
バックが明るい色で濃い色の文字があるときに、ブロックノイズを大きく感じるようです。
液晶とCRTでの輝度特性の差でしょうか。
使っているCRTがへたってきており、高輝度の直線性が出ていないのかもしれませんね。
もう少しjpeg圧縮をゆるくする必要があるかもしれません。
しかし、ファイルサイズが大きくなるのはイヤですしねぇ。
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2006年4月26日 08時51分
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同様にCRTで確認してLCDで見ると「ありゃりゃ」なのです。明るさはCRTの方が上なので、明るい部分の輝度差がCRTに比べてLCDは明瞭に見えるようです。さもなくば、明るさに対する表示のリニアリティがCRTと違うのか。ノイズが明瞭に見えてしまいやり直した事があります。
そのときは画像優先でしたので圧縮率を下げましたが、それでも+10KB程度で収まったので良しとしました。
閲覧ブラウザやOSのパッチバージョン等によってJPEGのブロックノイズが押さえられる(スムージングがかかる)という事もありました。まったくもってとほほです。
仕事ではCRTとLCDのどちらでも確認するようにしています。もっともLCDはノートPCのディスプレイだったりするのですが。
CRT は,アナログですから,電流対輝度がリニアに変化します。大電流域での輝度の飽和は認められますが,高輝度を必要とするテレビ用はともかく,コンピュータ用モニタでは,気になる値でありません。例えライフエンドに近くても,フォーカスがずれる,RGB 3色の電流比が崩れるということはあっても,明るさがというほどのことはあまりないでしょう。徐々に低下するから,気がつかないということもあります。CRT 表面ガラスの汚れの方が輝度低下とフォーカスボケにつながることの方が大きい。
LCD は,リニアな輝度調整ができないから,デジタル信号による擬似的処理ということで,CRT との見かけ上の差が出るのだと思います。
LCD だけ見ていて,比較ができなければ,何の違和感もなく慣れてしまうのが人間の目の特性なのです。
“ちかまの余談・誤談”の背景の色は,CRT では お抹茶 の色だから選んだのですが,LCD で見ると,薄ぼけた緑色系 としか映りません。
輝度の直線性、確かにCRTのほうが正直なような気がしますが、色が付いた画像と白黒の画像では微妙に異なるのか、テストチャートをあれこれ探して表示させても、私の目ではどれが正解!?なのか判断が難しいです。
jpegを圧縮したときのノイズの見え方が問題なわけですが、「作品」をお見せしているわけではありませんので、あまり気にしないことにします。