「心理テストはウソでした。」
日系BP社発行、村上宣寛(むらかみ よしひろ)著「心理テストはウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」。
いやぁ、心理学という、ふだんは縁のない学問ですが「ウソつきやんけ〜」っという強烈な内容です。
こんなエエカゲンさで学問になっているのですね。
「血液型で人の性格が分かる」なんてことを言いますが、この本はまずはこれをやっつけます。
それから、性格検査で使われる「ロールシャッハ・テスト」(インクのシミの絵を使った性格診断)をけちょんけちょんに。
そして、いろんな質問に答えると性格を判断できるという
「YGテスト」、それに就職などの適性を調べるという「内田クレペリンテスト」。
これらをまぁ見事にやっつけます。
でも、本を読み進みますと「かなりの正しさで診断ができる」という「ウェクスラー式知能検査」や「MMPI」という名の統合失調症診断方法があると書かれているのです。
ただし、この本では、これらがどういうものであるかは述べられていないのです。
どんなのか、興味をそそります。
ネットで調べてみると、これらのテスト用紙や検定方法が売られていることがわかります。
商売になっているのですね。
「血液型」ならおちゃらけで済みますが、人の人格を点数付けるような知能判断や性格診断となると、おぃおぃですよね。
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2006年4月30日 18時35分
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当時心理学関係の本を読んでいたせいもあり、テストの内容がなかなか無茶苦茶でしたので、「こんなもので性格が判ってたまるか!」と無茶苦茶に回答して提出してやりました。
後日、結果をこっそりと総務の女の子から「ちょっと・・ひどくて言えません!」と意味深なお言葉を頂戴した事があります。
どうやらわたしはひどい性格のようです(笑)。
テストをした心理学者に1本とられたのかも。
この本を読んでしまったら、もうまじめにはできません。