出窓:明暗センサーでLEDを点滅
波・船モードになっている今朝の出窓(向かって左側のガラス)の↓
この左隅にちょっと仕掛けを置いてみました。
フォトセンサで明暗を検出して、変化があればLEDをピカピカ
させようというものです。
フォトトランジスタで明暗をとらえるわけですが、その
バイアス回路に特徴があります。
この部分、トラ技の製作記事(2001年月号:動く物体を
検出して警報LEDを点滅するウォッチ。ドッグ・ロボット
の製作)を参考にしました。
出窓の上部、窓ガラスの外に「焦電センサ」をくっつけて
いて、人の動きを赤外線レベルの変動としてとらえ、24V系
の電源を一定時間だけオンして、あれこれ駆動系の「展示物」
を動かしています。
この焦電センサ、ガラスを通すと(つまり部屋の中からは)反応
してくれません。
ガラス窓でもって、赤外線のレベルが落ちちゃうのです。
ガラス窓を通して、人の動きを検出できないかと試した
のが今回のこれです。
明るさの変化を見つけると、ハート形に配置したLEDを
ちょいとの間、いろんなパターン(乱数で処理)で点
滅させます。
外が明るい時間帯だと1.5mほど離れても反応します。
距離2mでは服の色にもよるのでしょうが、検出すること
もあります。
暗くなると出窓上部に照明が点き、これで0.5mくらい。
センサー正面に向かってゆっくり手を振ると検出します。
ハートマーク内側の黄色LEDと外側の緑LEDを、PWMで
輝度可変して、乱数で点滅パターンを変えています。
回路図 (クリックで拡大↓)
AVRマイコン「ATtiny25」で制御しています。
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2014年7月15日 14時11分
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夜間でも、1.5mくらいはいきます。
明日朝、明るいときにはどうなるか確かめますわ。
スリーブの働きで検出距離が大幅にアップしてます。
今朝、試したとことろ、出窓の前の道の端に立っても検知。
4mくらいでしょうか。
ガラス窓の内側からの「動き検出」、これでうまいこといき
そうです。
ただこの回路の問題は蛍光灯のような脈動光。
電源周波数の倍の成分が出てしまって、誤作動します。
(出窓の用途では関係ないけど)
フォトトランジスタが飽和しないようにと、後段アンプのLPFを
しっかりしたものにしないといけません。
センサーに飛び込むこと。 (窓ガラスの反射で)
だもんで、LEDの点滅処理中は明暗検知回路が働くので、
処理中は入力を無視しなければなりません。
点滅を終えても、直後はアンプ系のレベルが安定しません。
(フォトトラのバイアスやら交流結合の時定数で)
点滅サイクル終了後、0.8秒ほどのあいだは検知信号を
無視しています。