敬老の日に向けてのミキサ回路を
9月15日の敬老の日、小学校講堂でイベントが行われます。
歌に踊りに、メインは「落語」。
で、その歌(カラオケ)用の機材を作らなくてはなりません。
講堂備え付けの音響機材(いくつかのマイク入力をスピーカ出力)
にカラオケ装置から出るAUX出力を乗せるため、ミキシング回路
をでっちあげたいのです。
舞台袖のマイク入力に放り込むのが、あれこれと便利だから
というのが理由です。
ざっとの回路、こんなの (クリックで拡大↓)
入力はカラオケ装置からのステレオ音声と、もうひとつ
ワイヤレスマイクの拡声器から。
使う抵抗値など、どんなもんでしょうね。
ざっと100分の1しておけばと考えています。
ほんとなら「トランス」でバランス出力したいところ。
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2014年9月2日 12時22分
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放送設備側ですが、マイク入力なのでー50dBVぐらいで想定されていると想像します。
でしたら、合成部分で-40dB(電圧比)できればいいので、1/100となります。ですが、調整の余力を考えたら、もう一息落とせるほうがいいかもしれません。
あとは、再生物とマイクとの音量バランスを操作する場所が無い点が、気になりました。
さて、近頃、自宅で録音する、宅録愛好者層をターゲットにした機器がいろいろ出回っています。今回の御要望なら、このようなものはいかがでしょうか?
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181^XENYX502^^
べリンガーという安価なプロ機材を作っている会社の製品です。値段の割には、よく出来ています。(ただ、ハズレ機種も存在するので買う前に情報収集が必要です)
物によっては、日本橋などでも購入可能です。いかがでしょうか?
ワイヤレスマイク拡声器のほうは、独自にレベル調整が可能なんです。
だもんで、カラオケ機器とのレベル合わせは、このミキサーでは
「いらんかな」っと判断した次第です。
とりあえず、「合成」だけですんで、こんなところかなっと。
気になるのはマイク入力側の平衡・不平衡の具合。
簡便にしちゃってますが、ちゃんと確かめたほうがいいでしょうなぁ。
「10kΩ:600Ω」に近いトランスがあればいいんですが。
「600:600」はジャンクでどこかにあるはず(発掘しなくちゃ・・・)
トランスも、今回のようなアンバランス・バランス変換だけに使うのなら600:600のもので十分用をなすと思います。
業務用のオーディオでは「ロー送りハイ受け」が一般的です。校内放送設備のマイク入力端子も3kΩ程度の高い入力インピーダンスになっていると想像します。なので、今回の合成回路でも入りと出のインピーダンス差が少ないから600:600など1対1のトランスで十分用をなすんじゃないかと思う次第です。