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2014年09月11日(木)
マイコン型導通チェッカの応答速度
市販テスターの導通チェックモードについて調べていたら、
こんな記事を見つけました。

・ブログ テスタの導通チェックモード:Fixerhpa

デジタルテスターの導通チェックの応答速度を、短絡からブザー音
が出るまでの時間を調べられています。
ブザー音の検出にマイクを使ってというのが工夫ですな。
実際に聞こえるまでの時間を測定ということで、なるほどです。

で、さっそくですが仕事場で頒布しているマイコン型導通チェッカ
応答を調べてみました。
やはり、ブザー音をマイクで拾います。

マイコン型導通チェッカでは、反応時間をパラメータ設定でき
ます。
デフォルトでは、A/D変換(1ms周期)の平均回数16回。
つまり瞬時的に変化した入力が、16ms経過でA/D値が安定し、
その値を見て導通ありと判断します。
これにアナログ系の応答遅延(CR回路によるノイズ除去)
時間が加わります。

ではさっそく。
平均回数16回です。 (クリックで拡大↓)


短絡から20ms遅れてブザーが鳴っています。
パラメータ設定せずに作りっぱなしのときの応答速度です。

これで「遅い」と感じるならパラメータ設定モードで
平均回数を少なくします。
「16回、8回、4回、2回、なし」から選べます。

4回平均にすると、反応はおよそ10msになりました。
(クリックで拡大↓)

  ※上のグラフと時間軸が1/2になっています。
    上:20ms/div 下:10ms/div

反応時間、デフォルトの20msで普通は十分かと思います。



2014年9月11日 12時58分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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