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2014年10月16日(木)
修理:日本飛行機株式会社の装置
ちょっとした装置の修理依頼。
でも、こんな銘板が貼ってありました。



日本飛行機株式会社

空を飛ぶもんの修理なんてできませんが、これは空を飛びません。
「日本飛行機」型番「MS1-1」で検索しても、資料は見つかりませんなぁ。

4000番C-MOS ICにOP-AMPで構成されています。
三端子レギュレータで作った8Vが電源。
5Vじゃないのが4000番C-MOSならではかと。
マイコンは使われていません。

下の写真は操作スイッチの入力部。
  4044:RSラッチで操作したスイッチの状態を保持します。
  4081:ANDゲートで、そのスイッチに対応する条件をオン。



ICの製造年から20年以上前の装置だとわかります。

回路を追いかけていると、こんなデバイスが付いていました。



3本足なんでトランジスタかと思ったんですが、違いました。
マークには「1951B」としか記されていませんが、調べましたら
「M51951B」。
三菱のリセットIC(電圧検出IC)でした。
製造年のマークが「9801」。
この数字が目に付きます。

今回の故障、電子回路回りのトラブルより、メカ回りのほうが
ひどいことになっていました。
分野違いですが、なんとか修理完了です。


・メカ部の様子


何をするもんか、わかりませんよね。
wikipediaの「日本飛行機株式会社」解説に、これに関する
業務の話が出ていました。



2014年10月16日 16時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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