初めての「RXマイコン」
先日来、ルネサスのRXマイコンをごそごそしとります。
初めて使うマイコンはとっかかりが大変。
ハードウェアマニュアルは2076ページ。
使わないペリフェラル部の解説は飛ばしますが、ひととおり目を
通しておく必要があります。
マイコンごとに独特の制御手法があるんで、それを会得するのに
時間がかかっちゃうわけです。
何度もプログラムを書き換え、内蔵しているI/Oをうまく制御
しなくちゃなりません。
今回はトレーニングキットを使うんじゃなく手組み。
0.5mmピッチの100ピンです。
この中に、ROMが1Mバイト、RAMが128kバイト入ってます。
浮動小数点演算機も入ってるし、まぁ盛りだくさん。
12MHzの水晶を内蔵PLL回路で96MHzにして動かしています。
3.3V動作なんで、5Vで動かす回りの回路とのつなぎがちょいと
面倒かな。
ツールはE1エミュレータ↓
電源・GND以外に、3本の線でマイコンとやりとりします。
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2014年10月31日 10時20分
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その内動かそうと思いつつ早3年半.
発表当時は,エラい鼻息でしたが現在のRXマイコンのシェアはどんなものなんでしょう?
店主と違って,趣味の小物にしかマイコンを使わない私は結局PIC, AVR, R8C 程度で間に合ってしまうんですよね〜
今回のRXマイコンはちょいと大量のデータ処理。
ワンチップの中にROMが1M、RAMが128kバイト入っているのが大きいかな。
ただ、フリーのコンパイラだと64kバイトまでしかリンクできないわけでして…
それと、困ったのがサンプルで提供されるUSBの処理。
PC側(windows)とは仮想COMポートでデータをやりとりする
ですが、RTS-CTSのハンドシェークが無いようなんです。
どうしたものか。
RXマイコン内蔵のUSB機能は置いておいて、シリアル-USB変換
ICを使うほうが良いかもしれません。
このあたり、もうちょっと悩まなければなりません。