回路図での交差信号の描き方
★回路図での交差信号の描き方
トランジスタ技術2011年4月号別冊付録
世界中のエンジニアが知っている
回路図の描き方
その7ページ(私の記事)からかいつまんで。
■参考図(クリックで拡大↓)
(a) 単純な交差。
十字になっている信号A1とB1はつながっていない。
(b) 初心者向けに交差状態を積極的に示す。
(c) 中央の接続記号によりA1とB1がつながった。
十字の中央で接続。
(d) 十字接続をやめ、丁字接続を使おうというルール。
※なぜ(c)が良くないかの説明。
(1)紙に印刷された回路図を複写したとき、汚れが付着
すると(a)が(c)に、あるいはその逆になってしまうかも
しれない。
(2)(d)のルールで回路図を描いておけば、接続記号から
出入りするする配線はいつも3本となり、接続記号が消え
ても3本の交点は必ず接続されていることになる。
十字でクロスしている配線は、必ず通過しているだけと
考えることができ、もし十字部に接続記号が見えても、
それは「ゴミ」が写ったと判断できる。
※このお話、先輩諸氏からの引き継ぎ。
こういうふうにすれば、間違いが軽減できるという「知恵」。
お役に立ちましたかどうか…
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2014年11月15日 09時33分
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・電子回路工作 |
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今になって知りました。
ネットに公開されている古い無線機の回路を頼りに修理を試みる事がありますが、紙の図面をスキャンした不鮮明なもので、「接続」なのか「交差」なのか判断が付かないケースがあります。
回路図を「小さく」まとめるには十字接続が有利ですが・・・盲点でした。
・2016年07月01日 回路図、配線の交差と接続