リレーコイルの発熱か?
外国製の装置で使われていたDC24V・4回路のリレー。
日本のだとオムロンのMY4リレーやパナソニックのHC4リレーに
相当するんでしょう。
群青色の美しいコイルが巻かれていました。
これの接点が接触不良。
通電していると接触が悪くなり、装置のパネルをたたくと回復したり、
テストのために基板をむき出しにしてからは、基板に圧力を加えると
回復したりという症状が出ていました。
で、これの動作状況なんですが、
・トランス+ブリッジダイオード+電解コンデンサで電源を作っている
・通電後はほとんどオンしっぱなし
・外国製の製品ということで、電源トランスの一次側にはいくつか
のタップがある (100V,110V,220V,240V)
・電源は100Vのタップが選ばれていた
・整流出力が定格24Vに比べてちょいと高く28Vほどに
さて、基板から外してリレーを良く見ると、コイルの足近くが
こんな具合に。 樹脂が溶けているような…
コイルの抵抗は日本製とほぼ同じ670Ωほど。
それに28Vでしたから、電圧は16%増し、電力としては36%増し。
オムロンもパナも、この手のリレーの最大定格は、電圧で10%。
修理は、このリレーは使わず接点を常時オンすることで、解決しました。
(24Vリレーはこれ一つだけだった)
電圧が高くって常時通電。
それで、自分で発熱して溶けたのかな〜。
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2014年12月25日 17時42分
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