コードレス電話用充電池#2
2015年01月15日:コードレス電話用充電池の続きです。
電池の寿命で長時間通話ができなくなった自宅のコードレス電話
子機を仕事場に持ち込んで、様子を見てみました。
まず!!
仕事場のコードレス電話器電池との比較。
右のが自宅のでサンヨー製。
左のが仕事場で使っているもので、シャープ製。
似たような充電池でどちらも単4サイズ×3。
ところが、この接続コネクタに注目!!
まず、右側のサンヨー製。
1番ピンが黒で電池のマイナス側。
ところが左のシャープ製は↓
1番ピンが赤になっていて電池のプラス側。
同じコネクタなのに互換性無し!
これは、どういうこと??
どこのコネクタなんでしょね。
「5264」「MSH」っとマークがあります。
※そう、私の場合、多くの設計で「若い番号をプラス側」に
しています。
2ピンのコネクタなら「1:プラス、2:マイナス」という
感じです。
4ピンなら「1:電源、2:信号A、3:信号B、4:GND」てな並びに。
でも、マイクに使うXLRコネクターのように、
「1番はGNDにする」という掟も考えなくちゃなりません。
さて、このシャープ製子機の充電の様子です。
電池を取り出してテスターをつなぎ(電流レンジ)、電池電圧を
プリンターシールドを使ったチャートレコーダーで
観察することにしました。
(クリックで拡大↑)
※チャート紙上下の「染み」は用紙切れ間近の警報色(赤)です。
モノクロでスキャンしたんで。
電圧レンジは0〜5V。 紙送りは1cm/分です。
これを見ると、1分サイクルで充電と待機が繰り返されています。
充電電流は約90mA。 一定ではなく、変動しています。
待機状態に変わると5〜10mAの消費に。
それが繰り返されて、電池電圧が徐々に上がっている様子が
捕らえられました。
8分後の(A)点で、充電台から子機を外しました。
すると、親機を探そうとするんでしょう、100〜150mAという電流が流れます。
もちろん電池のエネルギーを消費する側です。
親機は持ってきていないんで、「親機が見つからない」という
表示を出し、5〜10mAくらいに落ち着きます。
子機のボタンを操作すると、再サーチするんでしょう、再び大
きな電流が流れます。
あれこれするうち、(B)になると電池の消耗警報が出ました。
電池を新しくした子機ではなく、電池がへたったままの子機でのテスト
でしたんで、1分サイクルの充電がどういう制御になっているのか
までは不明です。
普通なら充電完了とともに充電が止まるような制御になるのかと
思うのですが、どうでしょうか。
もし、このサイクルが続くとしたら「充電しすぎ」になるかと思います。
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2015年1月17日 10時23分
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15mA、30mA、45mAくらいの3段階で制御しているような感じです。
家のサンヨー製に比べると、最大でもおよそ半分。
サンヨー子機の電池が傷む原因、充電制御のせいかなぁ。