ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2015年01月29日(木)
ドコモの充電器、出力電圧の微調整
解体したドコモの充電器、「5.6V 600mA」という定格でした。
5V系の回路で使うには、ちょいと出力電圧が高いのが気になります。
せっかくばらしたんですから、回路を追いかけてみました。

前記事の写真、その左下がDC出力回路です。



左下を拡大してみます。



左上のIC1で基準電圧と比較しているようです。
そして、GNDと+出力につながった2つの抵抗で出力電圧を設定
しています。
それが、 R12:1003 と R11:50D

R12の左が0V。 その右側に基準電圧値が加わっています。
そして、R11の右側がプラス出力につながっています。
このR11に対し、別の抵抗を並列につなぐと、出力電圧を下げる
ことが可能です。

R12の「1003」はすなおに値が読めますんで「100kΩ」。
さて、「50D」と記されたR11、この値は???
   ※参考pdf
(1) 「50」はE96系列の数字記号
   01が先頭で100 50だと324
(2) 「D」は乗数で10^3
(3) ということで「324kΩ」

この抵抗に、ちょいと高抵抗(MΩ代)を並列こつなぐと、
出力電圧がちょこっと下がります。



2015年1月29日 10時11分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4011/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク